[news:156] スターリンショック (2008/10/16) 一覧へ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃   
    ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
             http://inoue-satoshi.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  井上さとしです。
 
  当初、想定されていた解散・総選挙の日程では、26日投票に向けて14日に公
 示され、今日は本番の真っ最中になるはずでした。ところが、自民党内に「選
 挙より景気」などとして選挙先送り論が広がり、選挙日程は流動化し、来年に
 なるという観測も飛び交っていました。
 
  ところが、昨日あたりから11月末投票を念頭に置いた発言が自民党の幹事長
 や国対委員長から次々飛び出し、またまた風が強くなっています。ただ、この
 風もいったん暴落した株価が反発し、急上昇したのを横目で見ながらのもの。
 今日、株価は再び暴落したため、再び先延ばし論が上回るかもしれません。
 
  株価のように、乱高下する総選挙の可能性ですが、いつ解散になっても勝利
 できるように準備を進める以外ありません。
 
  さて、今日の株価の暴落は、1953年の「スターリンショック」を上回り、「
 ブラックマンデー」に次ぐ、史上2番目の記録だと報道されています。私は、
 「スターリンショック」という言葉を初めて聞きましたが、「なぜ、スターリ
 ンが重体になったことで株価が下がるのだろう」と疑問に思いました。皆さん
 はご存知ですか?
 
  この分野に詳しい、議員団の事務局長が理由を探してくれました。毎日新聞
 のホームページによると「『ソ連のスターリン首相が重体』とのニュースが世
 界を駆けめぐり、米ソの緊張緩和・朝鮮戦争休戦交渉の進展が予想されたこと
 から、軍需産業株を中心に東京市場の株価が急落した」というものです。
 
  う〜ん。戦争が遠のくと、軍需産業の株価は下がるのですね。逆に言えば、
 戦争が近づくと軍需産業の株価は上がる。理屈では理解していましたが、
 具体的な事実を示されると、なんとも恐ろしくなります。軍需産業が巨大で政治に
 大きな影響力を持つアメリカが、常に世界中で緊張を作り出している理由もこ
 こにあるわけです。
 
  こんな経済にしてはいけません。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■このメールに関するお問い合わせ先
日本共産党参議院議員 井上哲士事務所
TEL 03-3508-8710
FAX 03-5512-2710
〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1
参議院議員会館710号室
satoshi_inoue@sangiin.go.jp

-- 配信先変更・配信停止を希望される方へ ------------------------------
 メールご不要の場合は、下記ページでご設定頂けます。
 http://www.inoue-satoshi.com/mailmaga/index.html
----------------------------------------------------------------------
    このメールマガジンに記載されている内容の一部または全てを無断で
    転載、複写、転送、電子的入力および再編集することは、著作権の侵
    害となりますので、お控えくださいますようお願い申し上げます。
    適度な引用はご自由にどうぞ。
                 日本共産党参議院議員 井上哲士事務所
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━