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■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃
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台風と猛暑が続きますが、いかがお過ごしですか。井上哲士のメルマガを送ら
せていただきました。今後ともご愛読いただければ幸いです。
◆31日の日曜日、ＮＨＫ日曜討論に出演します。
郵政民営化法案など緊迫する終盤国会への対応を各党参院国対委員長で討論
します。番組は9:00〜10:10。後半の9:30からの出演になります。ぜひ、ご覧く
ださい!
◆郵政特の質疑でますます浮き彫りになる民営化の道理のなさ
マスコミはもっぱら自民党内からどれだけ造反がでるか、解散はあるのかな
ど政局報道ばかりですが、郵政特では本質に迫る質問もなされ、その道理のな
さがいっそう浮き彫りになっています。その中で日本共産党の果たす役割は大
きい。月曜日には、大門議員がアメリカの政府文書も示し、アメリカ側の勧告
に従い郵政民営化の基本方針が「修正」されていることを暴露。22日づけの「
毎日」で平沼元経産相が、小泉総理を駆り立てるのはやはり米国との約束が一
番じゃないか」と述べていますが、これをも裏付けるものでした。
◆反対派、賛成派入り乱れて……
一方、自民党内の賛成派･反対派の工作も激しさを増しており、異様な雰囲
気になってきました。先週金曜日の本会議でも、小泉総理が答弁にたっても自
民党席からはほとんど拍手がなく、大きな拍手をしているのは公明党席だけ。
本会議中も席を離れてひそひそ話しをしたり、会議場から連れ出されるように
出て行ったりという姿も見られました。
エレベーターで一緒だった大臣経験者の大物議員も「憂鬱な毎日だよ。地元
に帰るといろいろいわれるし……」とため息をつきました。この議員は、特定
局夫人の反対デモの激励にまでたっていたのに、法案賛成を表明しています。
やはりエレベーターで一緒になった女性議員。いつもはにこやかにいろいろ
話をするの
に、その日はまったく元気がありません。翌日の新聞で、名前入りで「反対だ
ったが賛成になった」と報道されていました。相当厳しい説得工作をうけた後
だったのでしょうか…。
議員会館には連日、特定局長をはじめとした関係者が要請に押し寄せており、
要請ハガキもたくさん届きます。今後の見通しについては様々な情報が飛び交
っている状況。与党側は来週五日の採決を狙っており、いよいよ緊張度をまし
ています。
◆障害者自立支援法案も緊迫
障害者自立支援法は今日、参院厚労委員会で初めての実質審議に入りました。
同委員会では、会期中にアスベスト問題での質疑を行うことを基本的に合意し
ており、残された会期を考えれば、定例日もわずかであり、成立するにはかな
り窮屈な日程に追い込んできました。昨日もきょうされんの皆さんの大規模な
要請行動があり、今日の委員会も傍聴でいっぱい。こうした声が力になってき
ました。
ところが、今日、民主党のある議員から「民営化法案が成立すれば、厚労委
員会は連日開かれ、自立支援法も会期内に上がる」という話がありました。
与党がいうような五日に郵政民営化法案採決という事態になれば、自立支援
法まで成立させることになります。
郵政法案の徹底質疑を求め、悪政許さぬ運動を一体のものとして進めること
がいよいよ重要になっています。
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