[news:167] 深夜まで両院協議会 (2009/01/26) 一覧へ
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 井上哲士です。

 今、夜8時半。議員会館で、両院協議会の結果をうけて本会議が再開されるのを待っ
ています。両院協は運営方法の打ち合わせ会議の段階でもめており、まだ協議会自体
は始まっていません。打ち合わせ会議も八時半まで休憩中。どうやら、今日は日付を
超えそうです。じっと待つしかありません。

 今日の参院本会議で、第二次補正予算案から定額給付金を削除するという修正議決
をして衆院に回付しましたが、衆院側は回付案を否決。両院の議決が相違したために、
両院協議会の開催となりました。日本共産党は、定額給付金を削除する民主党などが
提案した修正案には賛成、定額給付金を削除した残りの原案には反対しました。

 補正予算案を修正議決する参院本会議はなかなか面白いものでした。なにしろ今朝
の新聞の世論調査で内閣支持率は20%を切ったうえ、保守の強い山形県の知事選挙では
自民党推薦の現職が敗北。与党、特に自民党には厳しいダブルパンチです。本会議場
に入ってきた自民党議員も「公明党にいわれてやったけど、やっぱり定額給付金への
批判はきつい」と思っているのか、ちっとも元気がありません。

 ですから、本会議での自民党議員の討論では、定額給付金の経済効果が小さいとい
う批判に反論を試みたものの、「(消費拡大への)可能性を探る試みもつぶすのか」と
いう腰の引けたもの。消費拡大の効果があると胸を張って言うことすらできませんで
した。だいたい2兆円も「可能性を探る試み」に使うぐらいなら、もっと他に使い道が
あるというのが国民の当然の声です。語るに落ちる、というもの。

 野党の討論の最中に、やじをとばすのはもっぱら公明党の議員たち。ある議員が「現
場の声をきけ」とやじると、野党席から「お前らこそ、現場の声を聞け」と一斉に反
撃がありましたが、自民党の議員は苦笑いするだけ。いかに定額給付金に道理がなく、
国民の支持もないことが浮き彫りになる本会議でした。

 自公が反省して定額給付金を撤回すれば、深夜まで待機する必要もないのに。本当
に腹が立ちます。道理を尽くしてもわからない政党には国民の審判でガツンとやるし
かありません。あ〜後、何時間待機すればいいのか…。

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