[news:196] 自己崩壊 (2010/04/02) 一覧へ
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    ■┃井┃上┃哲┃士┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃   
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  井上さとしです。

  驚きました。今日の午前中の本会議の冒頭、自民党の若林参院議員の辞職願いが
 読み上げられ、承認されました。一昨日の本会議の際に、席を外した隣の席の青木
 議員の投票ボタンまで押したことが大問題になっていました。

  若林氏は前任の農水大臣の辞任で急遽、大臣に就任したことが2度もあ ります。
 さらに昨年の総選挙後の首相指名の選挙の際は、麻生氏の次の自民党総裁が決まっ
 ていないもとで、両院議員総会長だった若林氏が自民党の首相候補とな り、「3
 回連続ピンチヒッター」として話題になった人物。

  しかし、国会議員としての投票のピンチヒッターは許されません。有権者の付託
 にもとづく投票は重い意味のある行為であり、1人が2票行使することは憲法にも
 かかわる問題であり、辞職は当然のことです。

  それにしても、半年余り前には自民党の議員は首相指名の選挙の時に 「若林」と
 書いたのです。そのような重鎮が、こんな考えられない間違いをおかすことは今の自
 民党を象徴しています。

  昨年の衆院選挙後、自民党の参院議員は5人も離党しており、さらに若林氏の辞任で
 す。先日は衆院で鳩山元総務大臣が離党。予算案の採決の時の参院本会議の時には、
 反対討論をする舛添議員に自民党席から「離党するなよ」という自虐野次がとぶ有様
 でした。

  さらに水曜日の本会議で、国直轄事業の地方負担金をなくす法案の採決の際、賛成
 した自民党の中から三人の議員が「造反」して反対にまわりました。政党として自己
 崩壊ともいえる状態にあります。

  一方、民主党政権も普天間での迷走から逆送、郵政法案をめぐる閣僚間の「学級崩
 壊」ともいえる言い合いなどが相次いでいます。今朝の読売新聞は、「民主党に失望
 している」という人が69%に達したという世論調査の結果を報じていました。

  「民主にがっかり、自民にこりごり」という国民の声が広がるなか、政治を前にす
 すめる日本共産党の姿をしっかり国民の前に示し、躍進するチャンス。明日は午後か
 ら和歌山県田辺市で参院選挙勝利の演説会、夜は京都府知事選勝利の京都市内の演説
 会です。大いに訴えます。京都に向かう新幹線の車内からの発信でした。


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