[news:32] 日米首脳会談と京都議定書 (2005/11/16) 一覧へ
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 ブッシュ−小泉の日米首脳会談が16日、京都で行われた。共同記者会見で総理は、「日米関
係が緊密であればあるほど中国、韓国、アジア諸国とも良好な関係が築ける」と強調したが、
例によって自分の「確信」は語るが、なぜ日米関係が緊密であればあるほどアジアとも良好な
関係が築けるのか説明はない。

 そして総理のいう「日米関係の緊密さ」とは、結局、アメリカの要求に唯々諾々と従うこ
と。今回は、イラク派兵延長、米軍基地再編強化の受け入れ、アメリカ産牛肉の輸入再開と
「満額回答」をブッシュ大統領に捧げた。

 私はさらに、この会談が我が京都で行われたことについて言いたい。金閣寺を散策してご満
悦の二人の首脳には京都は観光地でしかなかったのかもしれない。しかし、京都は、1997年に
COP3が開かれ、地球温暖化防止のための京都議定書を採択した、その場所なのだ。ブッシュ大
統領になってから、この議定書からアメリカが自分勝手な理由で離脱したことは、先制攻撃戦
略とともにこの国の横暴さを世界に示した。

 そのことをブッシュ氏は忘れてしまっているに違いない。そうでなければ、のこのこと京
都にこれるわけがない(まあ、そんなことは平気なのかもしれないが)。しかし、小泉総理は忘
れてもらっては困る。だって、「クールビズ」に続き「ウォームビズ」を提唱し、地球温暖化
対策に熱心なことを売り物にしてきたのが小泉内閣ではないか。京都で開かれた日米首脳会談
で京都議定書についてアメリカに一言もいえないのでは、地球温暖化対策に熱心だというのは
所詮「ファッション」にすぎないということになるではないか。

 今日、巨大くらげ対策で農水省に申し入れたが、この大量発生も温暖化が原因の一つだとい
われている。京都の緑に被害を与えているナラ枯れも温暖化により南方系の昆虫の生息範囲の
広がりが原因だとされている。アメリカであいついだハリケーン被害も海面温度の上昇が原因
だ。二人の首脳には、世界が直面しているこの問題の重要性は眼中にないのだろう。祇園で二
人でカラオケをやる機会があれば「二人のため世界はあるの♪」と歌うのかもしれない。ああ、
おぞましい。

 世界に地球環境保全を発信した京都が、アメリカの世界軍事支配の補完勢力となる日本を宣
言する場になったことは残念でならない。京都から発信するのは平和の憲法こそふさわしい。

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