活動日誌

「2016年12月」の記事

福井、岐阜で会議

 京都を朝出て福井県へ。党の会議で挨拶した後、すぐに退席して岐阜県へ。午後一番で挨拶した後、みなさんの発言を聞きました。各分野、地域で市民と野党の共同の努力と新しい前進、地方議会での奮闘、強く大きな党をつくる取り組みなどなど。皆さん、頑張ってます。

 夜はクラブ世界一決勝戦。鹿島とレアルの夢の対決でした。素晴らしい試合。いったんリードしながら勝てなかったのは残念だけと、日本サッカーの新しい歴史を作りました。最後はやっぱりC.ロナルドでしたね。

IMG_1460.JPG  京都を出て明日投票の名古屋市議名東区補欠選挙で26歳の竹田まな候補の応援。政策宣伝カーで西山あさみ市議と一緒に二か所で訴えた後、竹田候補とともに街頭演説会。市議会で三月に自民、公明、民主が民意を無視して強行した月50万円もの議員報酬引き上げへの市民の怒りが広がる中の選挙です。

 街頭演説会では、愛知の自由党幹事長さんが昨日、県連として武田候補の推薦を決めたとうれしい報告。議員報酬引き上げの暴挙に議会解散要求署名運動を取り組んだ「市民の会なごや」の皆もぼりをもって参加し応援演説をしてくださいました。共同の広がりを実感!

 IMG_1472.JPG竹田候補は爽やかに堂々と訴え。税金の使い方変え、名古屋市独自の給付型奨学金の実現の訴えは力がこもりました。

 私は臨時国会閉会後最初の選挙であり、全国で年内最後の議員選挙だと指摘し、安倍強権・暴走政治ノーの声示そうと強調。富山市議補選で日本共産党が2から4議席に倍加し、決まっていた月10万円の議員報酬引き上げを撤回させたことを紹介。今度は名古屋で市民の良識示そうと訴えました。

 延長国会の会期末の今日。悪法採決や内閣不信任案を巡っての長い攻防となりました。朝8:00過ぎからの会議で情勢を報告し対応を協議。悪法廃案に全力を挙げつつ、今国会での安倍政権全体の強権・暴走政治に野党四党て共同して不信任を突きつけることが重要です。

 10:00からは各委員会での会期末処理が行われました。11:30から本会議が始まる予定だしたが、民進党が伊達議長不信任案を提出したため、13:10からの開会となりました。冒頭、同不信任案が議題に。わが党も賛成票を投じましたが、反対多数で否決。

 続いてお年金カット法案の討論・採決。倉林議員が怒りの反対討論に立ちました。その途中に民進党が総理問責決議案を提出。その取扱い協議のために本会議が休憩となりました。その後、自民、民進間の国対協議や議運理事会の協議が断続的に行われましたが、結局、与党、維新は本会議上程を拒否。

 私は急遽、賛成討論を準備しました。沖縄でのオスプレイ墜落事故の問題も盛りこんで原稿を大急ぎでつくりましたが、本会議の議題にならず、「幻の討論」となりました。残念。

 18:10から本会議再開。カジノ推進法案の討論、採決が行われ、わが党から大門議員が反対討論。「明治42年の競馬法は衆議院通過したが、社会的悪影響を懸念した貴族院では見事、否決。良識の府参議院ならば、数々の懸念が示され国民多数も反対しているカジノ解禁法案は廃案にするべき」の下りに大きな拍手。

 自民、維新の賛成討論には全く説得力なし。採決では公明党の山口代表も反対。同党は衆院では井上幹事長も反対。与党の党首・幹事長が反対するようなものを無理やり審議入りして採決するなど議員立法としてあまりにも異常です。

 与党・維新などの賛成多数で修正議決。その後、請願採択や閉会中審査の手続きなど会期末処理をして本会議は休憩に。カジノ法案は修正議決したため衆院に回付されることとなりました。

 本会議終了直後に衆院の控室で議員団総会。志位委員長からの発言の後、全体でガンバローを三唱して決意を固め合いました。その後、在沖米軍トップの、オスプレイ事故に関しての「住宅上空を飛ばなかった沖縄県民は感謝せよ」という発言のニュースを聞き、激しい怒りを感じました。

 衆院本会議は22時に開会。開会前の代議士会に私も参加し、議員団を送り出しました。まず、17日までの会期延長を議決。池内議員が反対討論に立ちました。その後、内閣不信任案の質疑。穀田国対委員長が賛成討論。

 延会手続きを挟んで0時過ぎに再開。修正されたカジノ推進法案が議題となり、島津議員が反対討論。与党・維新の賛成多数で成立させられたのは1時でした。

 それにしてもカジノ法案のために国会を再延長し、深夜の議決。安倍政権の強権・暴走の異常さを象徴する姿となりました。怒、怒、怒です。

 国会最終盤。年金カット法案、カジノ推進法案をめぐって緊迫した情勢のもと、その対応や論戦の打ち合わせなどに追われました。

 12日は、年金カット法案で倉林議員が対政府質疑、カジノ推進法案で田村議員が参考人質疑に立ちました。カジノ法案では、民間賭博の合法化やギャンブル依存症の問題など様々な問題がいっそう浮き彫りになりました。

 13日も終日、年金法案、カジノ法案の質疑。年金は、お昼の理事会で民進党が採決に合意してしまい、夕方には採決が行われました。カジノは、17時に質疑を終えて休憩に。自民、民進間の国対協議が断続的に行われ、突如、修正のうえ採決を合意。

 内閣委員会は18:45の理事懇で民進が採決受け入れを表明。19:30から委員会が再開され討論、採決が行われました。他党には修正案は理事懇の場で初めて示され、内容の審議もないままに採決。田村議員が厳しく抗議し、原稿準備も途中でしたが、怒りの反対討論を行いました。

 内閣委員会での採決後、ぶら下がり記者会見を行い、「問題点がいっそう浮き彫りになり、国民の反対と懸念が広がる中での採決は許されない」「民進党も廃案を主張してきた。採決合意でなく一層の徹底審議を求めるべきだった」と述べました。

 

 

 IMG_1441.JPG  明日投票の京都府宇治市長選の応援。午前中、市内6か所で演説し、お昼にはJR宇治駅前で21宇治市民ネットの田村和久候補とともに街頭演説会。国民の声に聞く耳を持たず暴走する安倍政権と、国保引き下げなどの市民の声聞かぬ市政の下、市民の声を聞き、暮らし・福祉・子育て優先へ転換する田村さんをと訴えました。

 田村さん市田副委員長の娘さんのお連れ合い。候補の隣で子どもをだいて街宣にも参加されています。

IMG_1452.JPG 午後から木津川市で国会報告会。TPP、カジノ、年金カットなど会期末の激動の国会情勢と市民と野党の共同の新たな展望をお話し、歴史を前に進める生き方をご一緒にと入党も呼びかけました。

IMG_1428.JPG TPP承認案が自公と維新などの賛成で参院本会議で可決・成立。怒、怒、怒です。それに先立つ総括質疑に立ち、9月の世論調査で、「今国会での成立」に賛成50.3%、反対33.0%が11月の調査では38.8% 対48.5%になったことを示し「審議するほど反対が増え逆転した。この国民の意思に反して承認はありえない」と総理を追及。

「多国籍企業の利益のためではなく、国民の暮らしを守る貿易・投資のルールを」と求めました。

 委員会での採択の後、議員会館前での「TPPを批准させない共同行動」に紙議員とともに参加し挨拶。午後の本会議に参加しました。本会議で日本共産党から辰巳議員が反対討論。他党議員からもたくさん「いい討論だった」と声がかかる素晴らしいものでした。

 TPP採決.JPG本会議採決後、再び議員会館前の行動へ。わが党議員とともに民進党の徳永エリ参院議員も参加。朝から座り込み行動をされてきた皆さんと一緒に「批准は強行されたが、発効はしない。さらに運動広げ、政治をかえよう」と声をあげました。

 夜の新幹線で京都へ。

 IMG_1366.JPG太平洋戦争開戦の日である今日、戦前の痛苦の経験から軍事研究を拒否してきた大学を再び巻き込もうとする、防衛省の「安全保障技術研究推進制度」について質問しました。

 ちょうど今朝の「毎日」には、関西大学がこの制度への学内の研究者の応募を禁止し他の軍事研究にも協力しないことを決めたというニュースが掲載。以前から定めてある研究倫理、「基本的人権や人類の平和・福祉に反する研究活動に従事しない」の原則に沿って判断したとのこと。質問に勢いが付きました。

 この制度は、防衛省が研究テーマを示して公募し、大学等に研究資金を提供するもの。防衛省が八月に発表した「研究ビジョン」で無人戦闘機の研究課題として挙げられた「メタマテリアルを用いたステルス技術」は昨年この制度で採択された研究テーマそのもの。防衛施設庁もこの研究を無人戦闘機に活用することを認めました。大学を武器開発に直結させる制度だと明確になりました。

 公募する研究テーマは武器の開発にあたる防衛装備庁の職員が提案。応募して採用されれば防衛施設庁職員のプログラムオフィサーが、防衛用途への応用という出口を目指して調整・指導し、資金の打ち切りもあります。大学を軍事研究の下請けにするものにほかなりません。

 悪法ラッシュの最終盤。カジノ解禁法案については大門議員が、TPPでは紙議員が、「部落永久化法案」では仁比議員がそれぞれ質問。与党は今日の六時間の質疑だけでカジノ法案の採決を提案していましたが、月曜日に参考人を開くことになり、今日の採決は阻止。

 TPPは明日の午前中に締めくくり総括質疑を行い、私が質問に立つことに。夕方にしつこくを済ませました。

 午前中の参院本会議で、我が党や民進党などの反対を押し切りカジノ解禁法案が審議入り。日本共産党からは田村議員が質問立ち、最高裁判例でも「国民経済の機能に重大な障害」とされた賭博を合法化して何が「成長戦略」かと迫りました。

 推進派の質問も国民の懸念・不安を挙げて対策について聞くものばかり。提案者の答弁は政府に対策を丸投げすることに終始し、法案の道理のなさが浮き彫りになりました。廃案しかありません。

IMG_1351.JPG 昼休みの議員会館前集会で挨拶。カジノ解禁法案での田村議員の本会議質問の内容を紹介し、TPPとカジノにしがみつく安倍内閣の行き詰まりの中での暴走だと批判し、草の根からの運動、市民と野党の共同で暴走ストップ、政治を変えようと訴えました。 

 15時から党首討論。志位委員長の南スーダンPKO問題での質問に安倍総理はまったくかみ合わない答弁をだらだらと行うばかり。志位さんは事実をしっかり突き付けて、自衛隊の駆けつけ警護が政府軍と戦うことになる危険を明らかにし、撤退を求めました。

 明日の外交防衛委員会での軍学共同問題での質問の通告を終え、17:30からは超党派の議員が呼び掛けたカジノ法案反対の緊急院内集会に出席。

DSC02460.JPG 午後の衆院本会議でカジノ解禁法案の採決が強行されました。内容にも、拙速審議にも国民、マスコミから批判の声が広がっています。にもかかわらず、衆院可決直後の参院議運理事会で、明日の本会議での審議入りを自民、公明、維新がゴリ押しで決めました。

 法務委員会で質疑中の仁比理事の代理で出席し、「このような拙速な審議入りは、参院の自殺行為だ」と厳しく反対しました。明日の本会議では田村智子議員がやり方も内容も厳しく追及します。

 17時から法務の理事懇。8日の木曜日に一般質疑を行うことを決めました。

 昨日は、南スーダンPKOでの論戦会議や、質問準備、終盤国会対応での打ち合わせ等々で追われました。

 IMG_1347.JPG京都を昼前に出て、浜松市で「日本共産党を語る集い」。この間の集いでは、「市民と野党の共同による新しい政治の流れ」から話を始めていましたが、今日は終盤国会での安倍政権と維新の強権・暴走政治の話から始めました。

 参院に送られてきたTPP協定、年金カット法案、金曜日に衆院内閣委員会で強行採決されカジノ法案。いずれも、国民の声も国会審議のルールも踏みにじっています。

 安保法制で立憲主義を壊した安倍政権。その暴走に縛りがかからなくなり、このような深刻な事態になっています。その強権政治は、もはやTPPやカジノしか成長戦略として打ち出せない、行き詰まりの裏返し。市民と野党の共同をさらに広げ、何としてもストップをかけ、ご一緒に新しい政治をと訴えました。

 続いて、新入党の若いママが自分の入党の思いを語ってくれました。その後、質疑応答。「トランプは在日米軍の撤退といっているがどうなるのか」「なぜ安倍政権の支持率が高い」「国際活動での努力は」などなど。精一杯、お答えしました。

 二人の方が入党してくださいました。嬉しい!

 終了後、東京へ。

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