活動日誌

「2017年7月」の記事

DSC_0433[1].JPG 京都を朝出て国会へ。参院本会議場で11時から開かれた「参議院70周年記念子ども国会」を傍聴しました。全国から小5、6生の子ども国会議員150人が参加。昨日は6つのこども会で議論し、今日の本会議では各委員会の報告と「子ども国会宣言」の採決が行われました。 

 6つの委員会は、「家族やふるさとを大切にするために」、「ことばや暮らしが違う人と仲よくしていくために」、「みんなが安心して生活できる社会にするために」、「オリンピック・パラリンピックを成功させるために」、「いのちや環境の大切さを知ってもらうために」及び「便利な社会にするための発明、発見を行うために」。

 本会議では、各子ども委員長からそれぞれの委員会の経過報告を聴取した後、子ども委員会での議論を基にまとめあげた「子ども国会宣言」が採択されました。全会一致になる予定でしたが、押しボタン投票の結果は、賛成145、反対5。議場が少しどよめきました。

 それにしても、国会議員だって緊張する本会議の檀上で堂々と発言する姿は頼もしい!終了後、みんなで記念撮影しました。

 衆院で自民・民進間の国対委員長会談や安保委員会の理事懇が開かれ、PKO日報問題の閉会中審査について協議。野党は内閣改造前に稲田前防衛相ら関係者の出席のもとでの開催を求めましたが、与党は改造後で、しかも稲田前大臣の出席を拒否。「辞任」で最大の責任を取ったといいますが、真相解明なしに幕引きなど許されません。

 20周年.jpg「議会制民主主義の発展をめざし、穀田恵二衆議院議員の国会対策委員長20年を祝うつどい」が日本共産党京都府委員会主催で開か、中央政界、全国、京都各地から300人を超える参加となりました。

 大島衆院議長をはじめ伊吹、横路、河野の三人の衆院議長経験者、川端副議長、自民党から二階幹事長、竹下国対委員長、民進党の安住代表代行、自由党の小沢代表など各党から20数名国会議員が参加され、野中広務氏、山田府知事などそうそうたる参加者となりました。 日本共産党からは小池書記局長、市田副委員長をはじめ16人が参加し、私は倉林議員とともに司会を務めました。

 政治的立場の違いをこえて、穀田議員がもっとも大切にしてきた「議会制民主主義」について語り合う、意義深いつどいとなりました。私も穀田国対委員長のもとで参院国対委員長をつとめて13年になりますが、穀田さんだからこそ、この集いができたとつくづく思います。

 最後は穀田さんの学生時代からの友人、杉田次郎さんが登場され、「戦争を知らない子どもたち」を全員で唄い、大いに盛り上がりました。終了後、呼びかけ賛同人や国会議員で記念撮影。すごい写真だ! とカメラを向ける皆さんから声が上がりました。

DSC_0426.JPG 夕方は、嵐山東公園で開かれた西京平和夏祭りに参加。17:30の時点でも32℃の暑さ。模擬店のビールで喉を潤しながら参加者の皆さんと交流し、舞台から吉田四区予定候補、成宮府議、河合市議とともに挨拶。余りに暑いのでかりゆしウェアで参加しました。

 

 IMG_1921.JPG午後から議員宿舎を出て静岡市へ。静岡県の自治体労働者の皆さんの「党を語る集い」でお話ししました。自治体労働者後援会代表の林克さんの挨拶に続いて約45分間お話しし、質疑応答を行いました。

 都議選、仙台市長選挙で示された、自民党政治の崩れと国民的怒りが、その後の閉会中審査でもいっそう浮き彫りになっていること、民進党の代表の突然の辞任があったけども、市民と野党の共同こそが自民党政治に変わる受け皿になることなど強調。

 さらに国連の核兵器禁止条約の歴史的採択の様子と条約の意義、被爆二世としての思いなどお話しをして、日本共産党に加わり歴史を前に動かす生き方をと呼びかけました。

 会場いっぱいの参加者の皆さんが利いてくださいました。ありがとうございます。

 今日は静岡市は花火大会。静岡駅は浴衣姿の皆さんでごった返し、京都に帰る新幹線のホームから少しだけ花火をることができました。

 

 

 IMG_1915.JPG京都を朝出て東京へ。駅から国会に向かう車の中で、稲田防衛相のPKO日報問題の防衛特別監察の結果公表と辞任の記者会見が始まりました。これを受け、午後に、参院外交防衛委員会の理事懇談会が開催されました。

 特別防衛監察の結果について報告を受けた後、日程協議。野党は安倍首相や稲田前防衛相ら関係者の出席の下で直ちに閉会中審査を開くよう求めましたが、与党は早期開催に消極的。引き続き協議することに。 なりました。

 夜のニュースでは衆院で自民・民進の国対委員長間で再来週に新ししい防衛相のもとで稲田前大臣も出席の下で質疑を行う方向で合意したとのこと。さらに、安倍総理が任命し、かばい続けてきた責任などもただすことが必要です。

 幕ひきは絶対に許しません。

 今日は辞任のニュースがあいつぐ激動の日となりました。昼前に民進党の蓮舫代表の突然の辞任のニュース。驚きましたが、私たちは市民と野党の共同をさらに進める以外にありません。

 その後に稲田防衛相辞意のニュース。こちらは当然であり、遅すぎた。PKO日報問題で、「監督責任をとる」とのことですが、稲田氏自身が隠ぺいの当事者だった疑惑は解明されています。昨日には、この問題で防衛事務次官、陸上幕僚長の辞意のニュースが流れていますが、来週に行われるであろう外防委の閉会中審査では、これら関係者の喚問が必要です。

 昨日26日の午前中は参院の選挙制度に関する専門委員会。広島大学大学院法務研究科教授新井誠氏、東洋大学名誉教授加藤秀治郎氏から意見を聴取した後、協議を行いました。夕方に京都へ帰りました。

 昨日の衆院に続いて参院の予算委員会の閉会中審査が開かれました。日本共産党から小池晃書記局長が質問。私も出席し、質問席の隣に座ってパネルを立てました。

 今日の委員会の焦点は加計問題とPKOの日報隠蔽問題。小池さんは、総理が加計学園が獣医学部新設の申請をしていることを知ったはの今年一月二十日だったという、昨日の答弁がこれまでの答弁と矛盾していることを追及。

 総理が、過去の答弁について「急な質問で不正確だった」などといいわけしたのに対し、小池氏は、そんなことでは国会の質疑は成り立たないと強調。「加計ありき」で進められたことを厳しく批判しました。

 さらにPKO日報問題では、陸自にデータが残っていることを報告を受けていないという昨日の答弁に関し、「報道されてから4ヶ月。自ら防衛省をただすことなく、特別防衛監察を隠れ蓑にしている」「政権ぐるみで隠蔽するのなら、国会が真相解明する以外ない」として関係者の証人喚問を求めました。

IMG_1913.JPG 小池さんの質疑への総理への答弁に対し、民進党や自由党の議員が答弁席まで近寄ってきて、過去答弁の資料などを示して質問を応援してくれました。国会質疑でも野党共闘は進化しています。

 昼休みには、「総がかり行動」の議員会館前集会に参加。参加者全員で議事堂に向かってコールし、民進、社民の議員とともに挨拶。京大の高山佳奈子教授も参加して挨拶されました。

 

 仙台市長選挙で、民進党衆院議員を辞して立候補した、野党4党と市民の共同候補の郡和子さんが自民・公明が推す候補を破って見事勝利。都知事選に続いて自民党政治―の厳しい審判が下り、野党と市民の共同こ政治を変える力であることを示しました。

 郡さんは国会内での共同の集会でご一緒することがたびたびあった方。今朝、9:15分からの国対会議が終わったところで、穀田さんの携帯に郡さんからお礼の電話がかかってきました。本当にうれしい!

  今日は衆院予算委員会の閉会中審査。日本共産党から宮本徹議員が加計学園問題で、笠井亮政策委員長が防衛省の日報隠蔽問題でそれぞれ追及。安倍総理は、これまでの答弁姿勢に問題があったことを認め「不徳の致すところ」など述べましたが、答弁の中身は肝心なことは何も答えず、不誠実なままでした。

 さまざまな答弁の食い違いや、相変わらずの「記憶にない」答弁など、疑惑はますます深まった審議でした。明日は参院で小池書記局長が質問立ちます。

    

IMG_1901.JPG  22日の朝4時に起床。ちょうど夜が明けたところ。4時過ぎにホテルを出て空港に向かい、フィンランド・ヘルシンキに向かいました。

 アイスランドのネット環境は世界有数。ホテル内の無料wi-fiはもちろん街中にも様々なスポットがあります。空港に向かう借り上げたツアーバス内にもwi-fiが装備されており、日本のニュースをチェックしたり、SNSを発信したりしました。

 ヘルシンキ空港で乗り継ぎの待ち時間が約三時間。この時間を利用して、空港内でショッピング、ムーミンショップやマリメッコのお店は半分ぐらいが日本人客。さすがの人気です。その後、山本駐フィンランド大使から現地情勢などのブリーフを受けました。

 ヘルシンキを出て約九時間半で23日の9:30に関空に無事、到着。空港を出た瞬間にセミの大合唱で出迎え。暑いこの一週間、肌寒いときもあるほどでしたので、この蒸し暑さはこたえます。いったん自宅に戻り、明日からの予算委閉会中審査のため夜には東京に戻りました。時差ぼけ、気候差ぼけを早く直さなくては。

 参院の国際部や大使館をはじめ関係者のご尽力で充実した視察ができました。ありがとうございます。

 

IMG_1870.JPG アイスランド二日目。午前中は930年に世界初の議会が開設されたシングヴェトリルを視察。この付近では、ユーラシアプレートと北米プレートの大地の裂け目を見ることができます。地上に露出してるのは世界でも二カ所だけとのこと。

 年間2.5㎝ずつせり出し、ユーラシアプレートは日本の地下で沈み込み、地震の原因となっています。プレートの動きは高校で習い、この間の大地震のたびに地下深くで起きていることととして頭の中ではわかっていましたが、こうして目の前で見ると、地球は生きていると実感します。

 IMG_7263.JPG午後はブリーズヘイマル農場を視察。地熱利用の温水で常に24度に保ち、地熱発電を使った照明で光をあてトマトをハウス栽培。国全体の18%のトマトを出荷しています。

   畑の横でトマト料理も食べられます。とれたてのグリーントマトのジュースをいただきながら説明を聞きました。地熱利用の様々な可能性を実感。

IMG_1846.JPG IMG_1834.JPGスウェーデンのホテルを6:15に出て、空路3時間で空路3時間でレイキャビクの空港に到着しました。市内に入るまでは溶岩の荒涼とした風景でしたが、市内には緑が。

同国は、人口34万人弱で面積は北海道よりやや大。一人当たりGDPは日本の1.5倍です。

 IMG_1845.JPG午前中は、火山氷河博物館を視察。同国への観光客は近年、急速に増えており、この施設も昨年できたもの。同国は、軍を持たず、大統領官邸等の警備も極めて簡素。民間研究機関による「平和度」ランキングでは6年連続の世界一。写真は、途中に立ち寄った、レーガン・ゴルバチョフの首脳会談が行われた迎賓館。

 IMG_1851.JPG午後から国会を訪問し、ビャルナソン外務副委員長ら6人の国会議員と懇談。同国はとても親日的な国で、アイスランド大の語学コースでも米語に続く人気。アイスランドの議会制度の歴史と日本との交流、北極航路実現、地熱エネルギー活用での協力、男女平等などフレンドリーな懇談となりました。

IMG_1852.JPG IMG_1853.JPGアイスランド議会は定数63で、930年の民族議会に起源をもつ世界最古の国会。世界一男女格差が小さい国で、現在の閣僚の10人中4人、国会議員の半分は女性。

  世界初の民選の女性大統領も同国です。それでも、さらに女性の地位向上を求めている発言があり、3ヵ国訪問を通じて日本の遅れを改めて痛感 させられました。

IMG_1854.JPGIMG_1856.JPG 続いてヘットリスヘイディ発電所を視察。世界第二位の地熱発電所です。同国では、全国の9割の住宅が地熱利用の温水・暖房を使用し、エネルギーの約8割が地熱・水力の再生エネルギー。

 運営している会社のCEOから詳しい説明を受け、質疑応答。同発電所の7機のタービンは全部日本製であり、日本には世界有数の地熱資源もそれを

活用する技術もあります。環境問題などの解決が必要ですが、日本でも地熱エネルギーを一層の活用をしていくことで大きな可能性を切り開くことができると改めて確信しました。

IMG_1865.JPG 今日の日の出は4時で、日の入りは23時。曇天ですが23時過ぎでも明るい。一方、時差で猛烈に眠い。 おやすみなさい。

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