活動日誌

「2018年1月」の記事

IMG_3194.JPG 年末から2週間ぶりの国会。朝から資料や年賀状の整理、日程調整などあれこれ。

 午後からリニア建設に関連してトンネル工事について学習会。元ゼネコン幹部の専門家からお話を伺いました。

 続いて新宿駅西口で来年の参院選挙の日本共産党比例代表予定候補7人の勢ぞろい街宣。それぞれ農業、若者、子育て、消費税、憲法、沖縄、野党共闘など訴え、私は核兵器禁止条約と原発についてお話。いいチームワークだな、と一緒に訴えて改めて実感。全員勝利へご支援を!

 IMG_3204.JPGそのあとは、新年初の国対会議、議員団会議など。議員団会議では赤嶺議員から、名護市長選挙の激戦の様子や、連続する米軍機の不時着の問題で生々しい報告がありました。なんとしても勝利しなければと思いを一つにしました。

 あわただしい一日になりました。

●私の演説を紹介します。

3期16年半、お世話になってきた井上さとしです。 

私の原点は原爆への憤りです。私は広島に育った被爆二世。卒業した高校の先輩たち、当時の一年生は原爆で全滅し、若い命を一瞬の光で奪われました。さらに原爆は、長い間、多くの被爆者を原爆症で苦しめ、命を奪いました。こんな理不尽な兵器はこの世にあってはなりません。 

ひとたび大事故が起きれば取り返しのつかない放射能被害を起こす点では原発も同じ。原発ゼロの日本を訴えてきました。

 そして、先輩の中には、人間の姿で死ぬことすら許されなかった人たちもいる。だからこそ、一人ひとりが亡くなる瞬間まで、人間らしく生きることができる社会をつくりたい。そんな思いで「憲法と命輝く日本を」と訴え続けてきました。 

この間、核兵器無くせと三回、国連本部に行きました。昨年七月には核兵器禁止条約交渉会議に参加し、採択の瞬間に立ち会うことができました。会議場に賛成122という数が示されたとき、わっという歓声と拍手が起こりました。やがてみんなが立ち上がり、握手がはじまり、お互いに抱きあって喜ぶ姿が長い間続きました。 

 核保有大国の妨害をはねのけ、初めて核兵器が違法なもの、悪の兵器だと烙印を押された瞬間でした。その感動を今も思い出します。 

 被爆者の皆さんが二度と思い出したくない地獄の体験を語り、核兵器は人類と共存できない非人道的兵器だということ広げました。そして核兵器廃絶を求め一筆、一筆、署名を積み重ねてきた日本の運動が世界の市民とつながり、ついに歴史を動かしたのです。 

 採択の瞬間を一緒によろこびあった核兵器禁止国際キャンペーン、ICANにノーベル平和賞が贈られたのは大きな喜びです。同時にこの賞は、すべての被爆者とともに、市民社会全体、核兵器廃絶の署名や行動に取り組んできた皆さん、一人ひとりに捧げられた賞ではないでしょうか。 

 ところが、核兵器の非人道性を一番知っているはずの日本政府がこの条約に反対をしました。昨年の八月九日、長崎の被爆者は安倍総理に直接「あなたはどこの国の総理か」とただしました。私はこの言葉を国会でも突きつけました。 

 被爆者国際署名をさらに広げ、核兵器禁止条約に署名する政府を実現しましょう。どの国の持つ核兵器も非人道的な違法な兵器だ、この立場に確固として立ち、北朝鮮の核開発も中止させようではありませんか。 

 被爆者の願いに背を向けた政府は、福島原発事故の被災者にも背を向けています。今なお、七万近い県民が避難生活を強いられているのに、賠償や生活支援で、不当な「線引き」、打ち切りがすすめられています。原発の再稼働や輸出のために邪魔だから、もう福島の原発事故の被害は終わったことにしてしまおう。そんなことは許されません。 

 福島原発事故の原因も実態も今なお明らかでなく、ふるさとに帰れない事態が続き、まともな避難計画も作れず、「核のゴミ」の処理も行きづまり。どの点から見ても再稼働などありえません。政府は原発ゼロを決断せよ。その声を広げましょう。

 被爆者と市民社会の声が世界をうごかしました。市民と野党共同が日本の政治を動かしています。もっと共同を広げ、核兵器も、原発もない、命の尊厳が守られる政治実現に力を尽くします。日本共産党を躍進させてください

IMG_3157.JPG 三重県津駅前のホテルを朝出て、21日告示の津市議選の応援。定数2減の中、現職の藤本ともこ、長谷川ゆきこ、新人のたき勝弘、竹下幸子の4候補で現有確保をめざします。

 午前中は、たき候補の事務所開き。椅子が足らなくなるほど予想を超えた参加者で候補者も勇気100倍。たきさんが都議選の杉並区に長期応援にいったご縁で東京から、吉田前都議団長も来てくださいました。

IMG_3172.JPG 続いて、たき候補とともに街頭演説を行い、午後からは小池書記局長を迎えて4候補と津駅前での大街頭演説会。中川民英参院選挙区候補も一緒。冷たい雨の中でしたが、駅前のアーケードを埋める聴衆で盛り上がり、勢いがつきました。

 その後、党南部地区委員会の総会で挨拶。安倍首相が4日、年内改憲発議の意向表明の会見を行った三重県から9条改憲ノーの声をあげよう!

 終了後、東京へ。

 IMG_3142.JPG東京を朝出て長野県へ。年末の候補者発表以来初の北信越入りです。JRの上田、長野、松本各駅前で、長瀬由希子参院長野選挙区予定候補(県書記長)とともに新春街頭演説会で決意を表明。

 冷え込む中、どこでもたくさん集まって下さり、感謝感激です。長野駅前では成人式帰りの晴れ着姿も。おめでとう!  

松本駅前で街宣の後、松本市文書館に池田国昭市IMG_3151.JPG議の案内で行きました。目的は終戦直後8月18日に町村等に出された「機密重要書類焼却の件」の通達を閲覧すること。

その文書自身も周知後に「焼却」とされていましたが、旧今井村役場の「昭和20年庶務関係書類綴」の中に残されていたのです。国会でも取り上げられたことがあり、是非一度、閲覧したいと思っていたのが実現しました。

この通達には、「秘」「親展」「至急」の印があり、「各種機密書類、物動関係書類、その他...此際速ニ焼却シ、特ニ保存アルモノハ所管官庁ニ打合ノ上隠匿スル等適宜ノ措置ヲ構ゼラレ...周知セシタルト共に本文書ハ前記書類ト共ニ焼却相成度」しています。軍と官僚による戦争の証拠隠滅を示すものです。

IMG_3152.JPG 同館には「機密重要書類焼却の件」通達の3日後に出された「大東亜戦争関係ポスター類焼却の件」の通達も所蔵されています。占領軍GHQの調査が始まる前に、これら通達に従い、全国の軍、町村役場、学校、地域等で数日かけて重要書類が焼却・破棄されました。

 アジアの人々と国民に重大な被害を与えながら責任を逃れようとした軍や官僚の姿です。その姿勢は今も続いています。

 

 静岡旗開き.JPG京都を昼前に出て静岡市へ。党静岡県委員会の党旗開きに武田参院議員、島津前衆院議員と共に参加。来年の参院選挙比例候補としての決意を述べました。

 労組・民主団体の代表に加え、立憲民主党の日吉衆院議員、ふじのくに県民クラブの小長井県議、市民連合しずおか呼びかけ人の小長谷弁護士、芳賀静大名誉教授らにご参加いただき、市民と野党の共同の広がりを実感。

 IMG_3136.JPG静岡市にお住まいの畑田重夫先生も挨拶をしてくださいました。

 続いて名古屋市へ移動。愛知県労連の旗開きに、すやま初美参院選挙区候補と共に参加し、くれまつ議長はじめ労組役員や民主団体の皆さんと交流しました。

 それぞれから、今年が安倍政権の進める「働かせ方改悪」と九条改憲の正念場のたたかいになるとの挨拶が続きました。がんばろう(^^)/
 
 IMG_3138.JPG会場で広島市立庚午中学の後輩である原水協の横江さんに紹介をうけた愛知県原水爆被災者の会の金本弘副理事長もなんと中学の先輩。急遽、核廃絶を誓いあう同窓会となり、記念撮影(^^)v

 終了後、東京へ。明日は長野、明後日は三重です。

 IMG_3118.JPG仕事始めの今日。自宅を出ると道路はうっすらと雪化粧。八時から春に知事選が行われる京都府庁前で「民主府政の会」の皆さんの早朝宣伝に参加。

 穀田衆院議員、倉林参院議員、日本共産党府議団も一緒でした。

 現職知事が不出馬で新人対決の選挙。再び「憲法を暮らしの中に」と掲げる府政実現のチャンスです。

IMG_3124.JPG 引き続き市役所前でも「会」の皆さんや市議団と共に宣伝。終了後、市議団の皆さんと一緒に昆布茶で乾杯。新しい年の奮闘を誓い合いました。

 終了後、名古屋へ。党愛知県委員会で党本部の「党旗開き」をネット視聴し、本村衆院議員、参院選挙を一緒にたたかう、すやま初美選挙区候補や勤務員の皆さんと一緒に昼食をとりながら今年の抱負を披露。

 名古屋・栄.jpg続いて繁華街の栄で、核兵器廃絶と憲法改悪反対の宣伝署名活動。寒い中、たくさんの方が足を止めてくださいました。

 私たちの前は、愛知一区の市民団体、共産、社民の代表による3000万人署名の宣伝署名活動が行われていました。共闘の日常化が進んでいることを実感しました。

 安倍総理は今日、伊勢神宮参拝の後の会見で「今年こそ、憲法のあるべき姿を国民に提示」すると述べた。やはりこの人は立憲主義がわかっていない。

 憲法に縛られる立場の総理が、「憲法のあるべき姿」を提示するなど本末転倒。あるべき姿を決めるのは国民。どの世論調査をみても、国民の多数は改憲を望んでいない。

 

 IMG_3116.JPG京都を朝出て、愛知県豊川市へ。本村衆院議員、しもおく県議をはじめとして東三河地域の日本共産党の豊橋、豊川、蒲郡、新城の各市議の皆さん、後援会の皆さんと共ににぎやかに新春宣伝に取り組みました。

 本村さんのお父さんは長崎で、私の母は広島で被爆した被爆二世同士。それぞれに核兵器禁止条約や憲法九条について語り、安倍改憲を許さず政治転換をする決意を述べました。

 お天気は良かったのですが例年になく風が強く、寒い!横断幕を持つ後援会の皆さんも大変でした。終了後に皆さんと一緒にパチリ。雨にも負けず、風にもまけず、アペにも負けず、頑張ります。

 

 DSC_0629.JPG午後から地元の京都市左京区の北部地域での新春宣伝と挨拶まわり。光永府議、樋口、加藤両市議とご一緒でした。

 訪問して、「春には府知事選、来年は府・市議選、参院選と続きます。私も年末に候補者発表となり、倉林さんとともに頑張ります」と挨拶すると、各地で激励をいただきました。「覚悟してます」とのご返事も。頼もしい!

 26613796_1400926170036091_501073201_o.jpg最後は鞍馬の故・杉本源一府議のお宅へ。方子さんに久しぶりにお会いできました。玄関で記念にパチリ。

 IMG_3098.JPG明けましておめでとうございます。年末に帰省していた広島県三次市を6時半発のJRに乗り、11時から京都の新春宣伝に駆け付けました。

 今年最初の宣伝行動は、初詣でにぎわう京都・祇園の八坂神社前。穀田衆院議員、倉林参院議員はじめ府・市議、衆院選候補の皆さんと共にマイクを握り、「憲法と命輝く日本」への決意をのべました。沢山の激励、ありがとうございます! 午後には、地元の吉田神社に初もうで。

 新年あいさつの動画をアップしましたので本HPのトップページからご覧ください。

◎今朝の「赤旗」に掲載された私の挨拶です。 

 被爆二世として核兵器も原発もなくそうと訴えてきました。三期十六年で、核廃絶を求めて国連本部を三回訪れ、昨年は核兵器禁止条約採択の瞬間に立ち会いました。

 被爆者の訴えと市民の運動が世界を動かしたように、市民の声と結んで野党が共同すれば安倍政権を倒し、政治は変えられる―この確信を胸に、参院国対委員長として共同をさらに広げ、日本共産党の躍進と自らの四選、共闘の前進と勝利へ全力を挙げます。

今年はいぬ年。私は年男で、三度目の成人式を迎えます。介助犬のように国民の命に寄り添い、改憲許さず平和に生かせと大いに吼え、願いあるところ駆け回ります。

力を合わせて「憲法と命輝く日本」に!

 

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