活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 外交安保・核廃絶 の中の 決算委でイージス・アショア問題

決算委でイージス・アショア問題

 決算.jpg決算委員会の閉会中審査が行われ、午前中は厚労省、会計検査委、午後は外務・防衛を中心とした質疑。日本共産党からそれぞれ二人が質問立ち、私は午後、田村智子さんと共に質問に立ち、イージス・アショア計画停止問題を取り上げました。

 河野防衛相は計画停止の理由について「当時、日米協議で、ミサイルのブースターを確実に基地内に落下させるにはソフトの改修で可能だとしていたが、ハードの改修が必要だと判明し、時間もコストも掛かる」と述べてきました。

 私の質問に対し防衛省は、導入決定時のミサイルの「要求性能」にブースターの落下問題は含まれていないことを認めました。さらに、住民説明会で危惧の声が出されてから米側と協議を始めたことを認め、「ソフト改修で対応できるというのは米側の判断か」という質問には答えることができませんでした。

 トランプ政権の要求にこたえてブースターの安全問題を考慮せずに導入を決め、米側からの保証もないままに住民に安全だと説明していたずさんさが浮き彫りになりました。

 私は、ルーマニアに配備されたイージス・アショアの米軍基地司令官が「統計に基づく落下予測はあるが、100%想定の範囲に収まるとは言えない。最も確実な安全策は基地の周りに住宅を作らないことだ」と述べた「秋田魁新報」の記事を紹介。

 「配備ありき」で、ずさんな説明で強引に進めてきた防衛省の責任は重いと批判し、停止ではなく、計画撤退を早期に決めるよう強く求めました。

ページ最上部へ戻る