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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 IMG_2409.JPG同性カップルの権利保障を求めて内閣委員会で質問しました。最高裁は3/26に、犯罪被害者遺族給付金の支給対象となる「事実婚」に同性カップルも含まれるとの判断を示しました。
 松村国家公安委員長に対応を質すと、都道府県警に対し、「判決内容を周知し、被害者と同性であったことのみを理由に不支給最低とすることのないよう通知した」と明らかにしました。
 同性カップルと異性カップルを同様に見る社会的意識の前向きの変化が今回の判決となりました。 法律婚と事実婚を同等に扱う制度は労災遺族補償や育児・介護休業など多数ありますが、これまで同性カップルは対象外でした。判決を踏まえ、加藤鮎子共生社会担当大臣に対し、他の制度でも同性カップルを同等に取り扱うよう見直しを要求。
 加藤大臣は「本判決の趣旨を踏まえ、各府省庁において各制度の趣旨・目的に照らして精査されるもの。誰一人取り残さない社会の実現にむけ、関係省庁と連携し取り組んでいく」と答えました。
 
 質問ではさらに、「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」が一日から施行され、一層役割が重要となっている女性相談支援員の処遇改善と配置自治体の拡充を求めました。
 9時から開かれた参院与野党国対委員長会談で、裏金事件めぐり参議院でも特別委員会設置で合意。 私は、企業団体献金を禁止すること、前提としての事実の徹底解明のために政倫審でのさらなる審査とともに、特別委でも関係議員を招致して質疑を行うべきだと強調しました。
 
 質問後、事務所の打ち合わせなど。夕方には「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」の総会に出席。法務省と日弁連からヒアリングを行い議論しました。さ
 

 朝8:15から小池書記局長も参加して国会対策委員会。予算成立後の後半国会の情勢や課題、対応等について議論しました。裏金問題の徹底解明、総理訪米と大軍拡、一連の重要法案の論戦と運動の強化方向、自民党政治を終わりにする国民的運動の強化と連携などなど。

 明日の内閣委員会の質問を仕上げて。昼過ぎに文書で通告しました。

 24.3.28 締め総.jpg朝から開かれた予算委員会締めくくり総括質疑で質問に立ちました。午後からの本会議で討論・採決が行われ、与党等の賛成多数で予算案が可決・成立しました。

 朝の予算委の理事懇で、与党理事から「2月の自民党の調査の中で、22年3月にも安倍派幹部の会合があった可能性が浮かび上がり、再聴取を行った」旨の発言がありました。野党側は、これまでそのような説明はなく、政倫審でも世耕氏が否定したとして議論になり開会が大幅に遅れました。始まった審議の中での総理の答弁と朝の自民党の発言との食い違いが明らかになり、審議はストップ。

 結局、「再調査の中」ではなく「再調査以降」であり、不正確な発言だったと自民党理事が認めましたが、真相徹底解明に責任を果たさない自民党の姿勢がにじみ出たことになりました。私も、その点を指摘し、改めて森氏や安倍派幹部の証人喚問を求めるとともに、「子育て給付金」が低所得者ほど負担が重く、軍事費を優先するものだとして撤回を求めました。

 予算委が遅れたことにより、本会議も大幅に遅れて開会。山添議員が反対討論に立ちました。18時から急逝された山村糸子党静岡県委員長のお通夜がありましたが、参列できませんでした。20日に御前崎市議選の応援に行ったとき、「昨夜急逝された。直前までお元気で地区委員会にも激励の電話があった」とお聞きし、本当に驚きました。心より哀悼の意を捧げます。

 

 予算委集中質疑で山下よしき副委員長の質問を応援傍聴。裏金問題の幕引きを図る岸田総理に「キーパーソン中のキーパーソン」として森元総理の聴取と証人喚問を求めました。

24.3.27経済安保.jpg その後、経済秘密保護法案(重要経済安保情報保護法案)に反対する/日弁連主催の院内集会に参加。講師は京大の高山佳奈子教授と立命大の松宮孝明教授の京都のお2人。高山教授は「研究機関を防衛産業の道具にしようとするもの」だと指摘。日本学術会議の任命拒否の当事者の一人でもある立命館大学の松宮孝明教授は、適性評価のための調査が首相名で行われることに触れ「学術会議法を守らなかったのが当時の内閣総理大臣だ。法を守らない政権に本法を与えてはならない」と訴えました。私も一言挨拶しました。

 明日、予算案の締めくくり総括質疑を行うことが決まり、その質問準備の仕上げと通告。その後、超党派の人間の安全保障を考える勉強会に参加し、空からの映像を使ったガザの深刻な被害状況について報告を受けました。まさに、ジェノサイドです。

 続いて、「超党派・災害時医療等船舶利活用推進議員連盟」の総会に参加しました。

 24.3.26 仁比.jpg予算委員会の山添、仁比両議院の質問を応援傍聴。山添さんは東京外環道の工事関係者による住民監視問題、仁比さんは能登半島地震での外国人技能実習生問題で質問しました。自民党は午前中、立憲に対して明日午前の集中審議の後、午後に締めくくり総括質疑と採決を行い、本会議採決まで行いたいとの提案をしましたが、昨日の四党の国対会談での確認通りに立憲は拒否。結局、明日の採決はなくなりました。

 締めくくり総括質疑には私が立つことになっており、今日はその準備が中心でした。昨日の二階氏の引退会見や今日、明日で岸田総理が安倍派の幹部から事情聴取することを表明するなど、国民の怒りの世論の中で、日々、情勢が動いています。

 午前中は先週金曜日の政府の能登半島地震復旧・復興支援本部で決められた液状化被害と医療・高齢者施設への支援強化について政府から聞き取り。自治体が宅地や隣接する道路などを一体として液状化対策をする場合の国の補助率を4分の1から2分の1に引き上げます。

 被災者が液状化で傾斜した住宅の修復を行う費用は、最大120万円補助するこれまでの住宅耐震支援の制度を活用できることを明確にしました。面的な液状化対策は地域での合意に一定の時間がかかることもあり、傾いた住宅のジャッキアップなどの対策を個別に進められる支援策を予算委で求め来ました。それに沿うものではありますが、120万円をおおきくうわまわるケースも聞いており、さらに拡充が必要です。

 39108.jpg午後には韓国の元徴用工訴訟の原告・遺族、弁護団の皆さんと小池書記局長とともに懇談。16時過ぎから予算委集中質疑の紙智子議員の質問を応援傍聴。その後、参院の四党の国対委員長会談。予算委最終盤の対応や政倫審について協議しました。続いて議員団会議でした。

 

 24.3.21四党国対.JPG参院の日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の四党の国対委員長会談。裏金問題での政倫審で自民党の世耕、橋本、西田三議員が事実解明に背を向け責任逃れに終始したとして、三人に安倍派事務局長の松本氏を加えた四人の証人喚問を求めることで一致。
また、キックバックを受けていた他の29人についても政倫審への出席が必要であり、特に自民党の調査で収支報告書に未記載と認識していたと答えた11人について出席を求めることでも一致。
 代表して立憲から自民に申し入れました。
 四党国対で私は、政倫審後に自民党の筆頭幹事からも「疑惑が深まった」の声が上がっていることを示し、偽証が許されない商人喚問の必要性を強調。四氏に加え、裏金作りが始まった頃の清和会会長の森元総理の喚問も求めました。
 
 自民党は四月初めにも党としての処分をして幕引きを狙っていますが、事実解明こそ必要であり、国会の責務です。
 午前中はオンラインで「非核の政府を求める会」の事務局会議。6月に開かれるの総会の議案の骨子など議論しました。
 全退教.jpg朝の国対の後、10:30から障害を持つ子どもたちの放課後デイサービスついて「放課後連」の皆さんからヒアリング。12:30から内閣委員会の理事懇。22日に予算の委嘱審査を行うことを決めました。
 13時から全国退職教職員の会の皆さんの「ボイスアクションはがき提出行動」に参加して挨拶。「教え子を再び戦場に送るな」と退職後も奮闘されている教職員の皆さんが平和への思いを込めて書いたハガキが4083枚、政府に提出されました。京都の皆さんとパチリ。
 24.3.19国交省.jpg続いて、今月末が期限の能登半島地震のポランティアの皆さんの高速道路の無料措置の延長を求めて藤野前衆院議員と共に要請しました。国土交通省は東日本大震災では2年間、熊本地震では2年半無料が続いたことを示し「県が高速道路会社に要請すれば国として速やかに対応する」との回答。
 ボランティアはこれから本格化します。支援が必要です。がけ崩れなどの二次被害について梅雨入りする前にしっかり対策を行うことも求めました。
 15:30からは放課後デイサービスの報酬改定等について子ども家庭庁からレク。その後、予算委員会の岩渕委員の質問を傍聴。能登半島地震を受けて、地震大国日本に安全な原発はないと政府に廃炉を迫りました。
 明日の御前崎市議選の村松晴久予定候補の事務所開きのために、掛川駅近くで前泊です。
 小池晃3.15.jpg予算委集中質疑の小池書記局長の質問を応援傍聴。何度も野党席から拍手が起こり、時には自民党席からも笑いが。さすがでしたね。
 裏金問題では昨日の政倫審にも触れながら、安倍派の元事務総長の発言が食い違っていると指摘。「そうであれば、全員を並べて証人喚問するしかないではないか」と総理に迫ると、野党席からは大きくうなづきながらの拍手。
 選択的夫婦別姓では、経団連も二月に実現を政府に要請したことを紹介し「経団連の十倉会長と日本共産党の小池晃が同じことを言っている。まるで皆既日食だ。めったにない」と総理に実現を迫りました。
 これには野党席はもちろん、与党席からもドッと笑いが起きました。ほとんどの人の声だということを楽しく表現するのはさすがです。訪問介護の報酬の引き下げ問題では、現場の声や実態を示しながら鋭く迫りました。
 8:30から、ろう者のオリンピックである、東京デフリンビックの成功をめざす議員連盟の総会。取り組み状況について全日本ろうあ連盟、東京都、スポーツ庁から報告があり議論。先日まで開かれたデフリンビックでは日本は過去最高の7つのメダルを獲得。四人のメダリストが参加して一言ずつ挨拶してくれました。
 お昼休みには拉致問題特別委員会が開かれ、上川外相、林担当大臣から報告を聞きました。

 24.3.14倫選特.jpg裏金問題で開かれた参院政治倫理審査会。世耕弘成、西田昌司、橋本聖子氏の3議員が弁明し、山下副委員長が世耕氏に、私は西田、橋本両氏に質問。3人とも「知らなかった」「秘書が」の連発で、国民への説明責任を果たす姿勢はありませんでした。

 橋本氏が「政界の師」と呼んでいるのが森・元総理。還流システムができたころの安倍派会長です。「森氏に説明するよう促してはどうか」と質問すると「森先生は大変、大きな存在、指導者だ。この問題について根拠のない中で(森氏に)お話することができない状況だと思い」との答弁。逆に、森氏がキーマンであることが見えてきます。

 22年4月にキックバックをやめたことについて、世耕氏は「私が参院議員に電話して伝えた」といい、西田氏は「聞いていない」というなど新たな発言の食い違いも。偽証が許されない証人喚問が必要です。

 質問後に、今後の予算委員会論戦で打合せ。その後に会館に戻ると、全国学童保育連絡協議会の方々が来られていました。火曜日の質問をネットで見て下さったとのことで、お礼の言葉をいただきましたが、こちらこそ皆さんの様々な資料を使わせていただいたとお礼。今後の課題や運動について懇談することができました。

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