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「原発・エネルギー」の記事

P1120154.JPG 福島第一原発の汚染水漏れで、昨日決定された政府の基本方針について議員団として資源エネルギー庁からレクをうけました。

  「政府が前面に出て...抜本的対策」と強調していますが、従来の方針を踏襲しただけ。米AP通信が「大部分が発表済みのもので、五輪開催地の投票を前に安全性の宣伝との見方が有力」と報じた通りの内容です。被災地からも失望と怒りの声が聞こえてきます。

 続いてシリアへの米国による武力攻撃問題で、昨日に続き韓国大使館を訪問し、グ・ホンソク参事官と懇談(写真)。私から志位委員長の談話を説明し、グ参事官からは「化学兵器の使用禁止や撤廃にむけた努力に関与していく」とのべた韓国政府報道官の声明の紹介があり、国際社会が団結して当たるべきだと強調されました。

 また、韓国は米国がやっているから何でもということではない。ボールはアメリカ側にあり、説明責任があるとも述べられました。

 懇談では、集団的自衛権の問題や「敵基地攻撃論」、草の根からの友好関係の増進など幅広い問題で意見交換をすることができました。終了後、大使館の一室の歴史資料館や韓国風の意匠をとりいれた大使公邸の建物や庭園を案内していただきました。感謝です。

 今日は田村智子議員は南アフリカ大使館を訪問。明日以降も議員団が手分けして訪問を続けます。

新潟副知事.jpg 金沢駅前のホテルを朝出て三時間半かけて新潟へ。副知事との懇談、議員研修会、労組・民主団体との懇談と懇親など、終日新潟市内で行動です。

 県庁で、竹島県議とともに森副知事へのあいさつと懇談。副知事からは県政の重要政策的課題として、人口減対策や、エネルギー基地としての新潟の発展、医療・福祉体制の充実などのお話がありました。私むからは、先日の豪雨災害をお見舞いするとともに災害対策での国会議員団の取り組みも紹介。

 また、原発問題では、高濃度の放射性物質汚染水の流出が明らかになるなど、再稼働議論以前の東電の体質問題も話題に上りました。

 続いて、県委員会で行われていた議員研修会であいさつ。質疑応答では原発規制基準、国保、離島対策様々な課題、要望がだされ、地方議員の皆さんとのいっそうの連携強化の必要性も痛感。終了後、労組・民主団体の皆さんと懇談・懇親。それぞれの団体の課題や取り組みの報告とともに、積極的な提言も頂き、大変有意義でした。

 東京の議員宿舎に戻ったのは23時前でした。

 京都の「原発ゼロ・山科の会」の総会で福島第一原発の汚染水問題を中心に特別報告。私の前に記念講演をされたのは福井県小浜市の明通寺住職の中嶌哲演さんでしたIMG_0152.JPG。私のリーフに推薦の言葉を頂いたことにお礼の挨拶をすると、お祝いと共に、原発をなくす国民的共同を広げてほしいとの言葉。胸に刻んで頑張ります。

 今日の京都の気温は39度! 暑い! 選挙期間中にこんな暑さが続いたら、訴える方も聞く方も大変でした。各地で熱中症で倒れる人が続出しています。みなさんもくれぐれもご自愛のほどを。

 

IMG_8641.JPG浜名湖畔のホテルを出て午前中は三上元・静岡県湖西市長との対談。午後は名古屋市での東海四県業者後援会決起集会で訴えたあと、津市での三重県参院選挙事務所開きで中川たみひで選挙区候補とともに挨拶しました。

 湖西市役所で行った対談。三上市長と浜岡原発のこと、脱原発首長会議のこと、国会での論戦など楽しく語り合えました。6/30付の赤旗日曜版に見開きで掲載予定です。是非、お読みください。

 三重県の選挙事務所開きは市内中心部の「まんなか広場」で開かれました。三線の演奏とエイサーで盛り上がった後、各界からの激励の言葉に続き、中川候補と私が決意表明。マスコミも多数取材に来ていました。終了後、京都へ。

 さて、浜松で昨日読んだ「静岡新聞」の「論壇」で政治評論家の今井久夫氏が書かれたものがなかなか面白い。

 『憲法96条改正はもろ刃の剣』というタイトル。憲法改正は必要という立場から、安倍総理がまず96条改正を打ち出していることは評価した上で、「しかし今ここで96条改正をすると将来に禍根を残す恐れがある」として次のように述べています。

 「現在の政治の流れは安倍総理に極めて有利だ」「しかし、戦慄するに足りる怖いものがあることを忘れてはならぬ。それは選挙だ」「憲法96条が改正されて、改憲が容易になると、待ってましたとばかり、出てくるのは共産党をはじめとする左翼の面々だ」

 「共産党の実力を無視してはならない。いつの選挙でも共産党は一定の当選者を出し、常に中原に駒をすすめる体制を崩していない。終戦から現在までその姿勢は一定だ」『選挙で勝つことが必要だ。負けては元も子もない』
 
というもの。改憲許さぬ日本共産党の躍進をいかに恐れているか。「自共対決」は改憲派から見ても鮮明のようです。

4232_2.jpg 昨夜開かれた、ドイツ連邦参議院のクレッチマン議長一行歓迎の平田参院議長主催レセプションに会派を代表して出席。原発や歴史認識のことからサッカーのことまで語り合い、実に楽しく有意義なひとときでした。詳しくご紹介します。

 ドイツ連邦参議院は日本と違い、各州政府構成員から人口に応じた人数が任命されます。議長は各州首相による輪番制。来日された議長は、バーデン=ヴェルテンベルク州知事です。私の隣の席は、随行者の州政府報道官のホーグフリート氏でした。

 食事をしながら通訳を挟んでの会話。まずは、原発の話題です。ドイツで脱原発が進んだのはチェルノブイリ事故以来の国民的ぎろんがあるからかと聞くと、「それだけではない。チェルノブイリは、技術の遅れた国での事故だった。しかし福島は、日本のように進んだ工業国でも事故は起きるのであり、原発事故は防げないという認識をもたらした」と明快な答え。

 メルケル首相の脱原発を宣言した国会演説の中に、そういうくだりがあったことを思い出したとお話ししました。肝心の日本の政府が自分たちの起こした事故に学んでないのですから情けない。

 さらに私が、「日本では原発を廃止すると立地自治体での雇用が失われるなど地域経済に重大な影響がでるという声がまだ根強いがドイツではどうか」と聞くと、「そんな声はまったくない。むしろ自然エネルギーの普及で新しい雇用が作り出されている」とこれまた明確な答えでした。脱原発にゆるぎない自信を持っていると感じました。

 次の話題は歴史認識の問題。橋下氏の発言が大きな問題になっていることを知っておられたので、「今の自民党には、かつての侵略戦争を美化する流れが強く、橋下氏の発言もその流れと一体だ。お国の大統領が戦後40年にやった演説を読んで感動した記憶があるが、大きな違いだ」とお話ししました。

 すると即座に、「ワイツゼッカー大統領ですね」の答え。ドイツ敗戦40周年の時の「過去に目を閉ざす者は、未来に対しても盲目となる」という演説は日本でもブックレットになりました。

 するとホーグフリート氏は、「私はオランダからの移住者で二重国籍を持っている。ドイツに移住する際に、なぜドイツにとの声があったが、この演説後の後はそういう声はなくなった」と話してくれました。国の指導者が侵略への真摯な反省をしめしてこそ、周辺国との真の友好が進むのだと実感。日本とは天と地の違いです。

 さて、サッカー談義も盛り上がりました。「香川をはじめ、ドイツで活躍してきた日本選手は多いですね」と切り出すと、「州の首都はシュトゥットガルト。同名のサッカーチームにはブッフバルトという代表選手がいて、日本の浦和レッズでプレーし、監督も務めた」と語ります。

 そして、「チームには今、岡崎と酒井がいる。実は、来日する一週間前に和食レストランで議長がこの二人と一緒に食事し、箸の使い方を教えてもらった」というではありませんか。驚きました。日本食が楽しみだったそうで、「とてもおいしい」と箸を使って食事されていました。

 京都にも行き、京大も訪問する日程。「私の家は京大の隣。日本のふるさとを楽しんできてください」とお話ししました。

 最後に全員で記念撮影。本当に有意義な一夜でした。

4232_1.jpg名古屋市内のホテルを出て金山総合駅前で早朝宣伝。終了後、東京へ。午後は「ダンス文化推進議員連盟」結成総会や決算委員会。夜はドイツ連邦参院議長歓迎のレセプション。

 金山駅前の宣伝は、毎月第三月曜日の東海4県のいっせい宣伝の一環。もとむら選挙区候補、岩中愛知県委員長、山口名古屋市議らとともに訴えました。

 10:30からの参院での論戦打ち合わせ会議に滑り込み。12:20から決算委理事会。13:00から国会対策委員会。14:00からダンス文化推進議員連盟の結成総会に参加しました。

 総会では自民党の小坂参院議員を会長に選出。日本共産党から穀田さんが幹事に選ばれました。その後、クラブ関係者や弁護士などかのヒアリング。世界でクラブ・ミュージックが注目を集めていること、ダンスが素晴らしい文化であること、問題解消のための経営者側の努力など語られました。
 
 最後に、風俗営業法から「ダンス」項目の削除を求めてきたレッツダンス署名推進委員会から15万人分の署名が提出されました。

 16:00過ぎから紙議員の決算委員会質問を傍聴。その後、私が反対討論に立ちました。17:30から法案審査会議。18:30からドイツ連邦参議院のクレッチマン議長一行歓迎の参院議長主催レセプションに出席。

4232_2.jpgのサムネイル画像 となりに座った、随行のホーグフリート氏(州政府報道官)と原発や歴史認識のことからサッカーのことまで語り合い、実に楽しく有意義なひとときでした。
 
 ドイツで脱原発が進んだのはチェルノブイリ事故が原因かと聞くと、「チェルノブイリは、技術の遅れた国での事故。しかし福島は、日本のように進んだ工業国でも事故は起きるのであり、原発事故は防げないという認識をもたらした」と明快な答えでした。詳しくは後ほど。

4225_1.jpg  原子力規制委は、9847個もの機器の点検放置を理由に、日本原子力開発機構に対し「もんじゅ」の使用停止を命じる方針と報道されました。文科省は事実を知りながら、地元紙に「もんじゅは安全」と全面広告を掲載していました。

 点検放置は昨年9月の抜き打ち検査で発覚し、今年1月に機構も内部調査報告書を原子力規制委員会に提出済みです。ところが文科省はその後に、新聞広告を出していたのです。

 広告では、ストレステストの結果、想定をこえる地震や津波に十分余裕があると強調し、「一日も早い運転再開を目指したい」としています。もちろん点検先送りのことなど一言もありません。よくもまあ、こんな広告を出すものです。税金を返せといいたい。喝!! 

 さて、明後日15日の予算委テレビ入り集中審議で質問に立つことになり、今日はその準備が中心。総理の歴史認識をただす予定で、資料を読み込み、事務所スタッフと議論しながら原稿を作成しました。

 午後には被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法の一部を改正する法律案等について関係者と協議。15時に過ぎに紙さんの予算委質問の応援傍聴。17;30から法案審査会と議員団会議でした。

4223_1.jpg 「暑い!」――ぐんぐん上がる今日の京都の気温。初夏の陽気です。北区・上京区の日本共産党後援会による「みどりまつり」の会場で上着を着たまま握手してまわると汗だくになりました。握手にこめられた皆さん期待も熱い。

 会場の船岡山公演にはテントが立ち並び、参加者で一杯。浜田よしゆき府議の案内で、テントを回って握手、握手。うどんもいただきました。美味。その後、中央ステージで穀田さん、倉林選挙区候補とともに訴えました。青年のテントでトーク集会もやりました。

4223_2.jpg 午前中は党伏見地区委員会主催の原発ゼロ懇談会で、「今、福島は」と題して報告。先日の予算委質問の内容を軸に福島第一原発の現状や再稼働問題、原発即時ゼロの闘いの展望などについてお話しました。

 続いて山科区の女性後援会の集いで挨拶。私が到着する前に妻からの手紙が読み上げられたことを挨拶が終わった後で知りました。朝、家を出る時は何もいってなかったのに......またしても、やられた!

 その後、北上のまつりに参加。夕方に東京へ。

4205_1.jpg福井県の山田参院候補や地方議員らが国会へ。午前は雇用促進住宅の自治会の代表と共に厚労省に、午後は原子力規制委員会への要請に同席しました。
 規制委へ要請では、新規制基準ができても大飯原発は9月の定期検査まで特別扱いすることや、実効ある避難計画なしでも再稼働を認めること等に批判の声が次々。現地からの声はさすがに鋭い。
 今日は、朝8:00から超党派の「13条を考える会」設立総会。私も呼びかけ人の一人となって立ち上げたもの。伊藤真弁護士が「立憲主義と憲法13条」と題して講演。
4205_2.jpg 憲法について歴史的に掘り下げ、近代立憲主義の中核が「個人の尊重」であり、それを定め、幸福追求権を掲げた13条が日本国憲法の根本的価値を構成していると説かれました。実に明快でした。
 この議連自体は、13条について深めていくことが目的ですが、自民党の改憲草案で13条で規定された「個人の尊重」を「公益および公の秩序」によって制限するという、現憲法の根本的価値をなくしてしまう内容を持っている時だけに重要な意義があると考えています。
 続いて国対。福井に同席。12時から法務委員会がひらかれ、裁判所職員定員法案の趣旨説明を聞きました。質疑は連休明けの7日になります。
 午後も福井に同席した後、15時前の新幹線で京都へ。京都弁護士会の新役員披露宴に出席し、藤井・新会長はじめ新役員の皆さんにお祝いを述べました。昨日に続き、東京にとんぼ返り。
4203_1.jpg今日は予算委基本的質疑。全閣僚出席でテレビ中継もある質問で、参院予算委質疑のトップバッターとして責任重大です。原発問題で、総理や東電社長、規制委員長らをただしました。
 9時から開かれた予算委。私の質問は14時過ぎからでした。まずは福島第一原発の汚染水漏れの問題。東電が「やがて海に放出する」姿勢で、その場限りの対応をしてきたことを批判。
 安倍政権が「事故が収束したとは言えない」とする一方で原発の現状を「安定状態が継続」としてることも指摘し、「こんな認識ではまともな対策はできない。収束していないと宣言し、本腰をいれた事故収束、廃炉対策を」迫りました。
4203_2.jpg 続いて新・規制基準の問題。原子力規制委員会自身が、事故原因の調査、検証が尽くされていないことを認めていることを示し、「事故の収束も原因究明もなしに世界最高水準の安全などいえるはずがない」と再稼働はやめるよう迫りました。
 前回の質問でも感じましたが、アベノミクスや憲法問題では雄弁になる総理ですが、原発問題では紙を読み上げるだけ。まともに答弁できないのに再稼働にひたすら突き進む姿勢には憤りすら感じます。
 今日は長野県から応援ツアーの皆さんが委員会室で傍聴。熱い視線で見守ってくださったので勇気百倍でした。質問終了後、議事堂の中で挨拶し記念撮影。ありがとうございました。
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