長野県三ヵ所で新春街宣/戦争証拠隠滅

  • カテゴリ: 外交安保・核廃絶

 IMG_3142.JPG東京を朝出て長野県へ。年末の候補者発表以来初の北信越入りです。JRの上田、長野、松本各駅前で、長瀬由希子参院長野選挙区予定候補(県書記長)とともに新春街頭演説会で決意を表明。

 冷え込む中、どこでもたくさん集まって下さり、感謝感激です。長野駅前では成人式帰りの晴れ着姿も。おめでとう!  

松本駅前で街宣の後、松本市文書館に池田国昭市IMG_3151.JPG議の案内で行きました。目的は終戦直後8月18日に町村等に出された「機密重要書類焼却の件」の通達を閲覧すること。

その文書自身も周知後に「焼却」とされていましたが、旧今井村役場の「昭和20年庶務関係書類綴」の中に残されていたのです。国会でも取り上げられたことがあり、是非一度、閲覧したいと思っていたのが実現しました。

この通達には、「秘」「親展」「至急」の印があり、「各種機密書類、物動関係書類、その他...此際速ニ焼却シ、特ニ保存アルモノハ所管官庁ニ打合ノ上隠匿スル等適宜ノ措置ヲ構ゼラレ...周知セシタルト共に本文書ハ前記書類ト共ニ焼却相成度」しています。軍と官僚による戦争の証拠隠滅を示すものです。

IMG_3152.JPG 同館には「機密重要書類焼却の件」通達の3日後に出された「大東亜戦争関係ポスター類焼却の件」の通達も所蔵されています。占領軍GHQの調査が始まる前に、これら通達に従い、全国の軍、町村役場、学校、地域等で数日かけて重要書類が焼却・破棄されました。

 アジアの人々と国民に重大な被害を与えながら責任を逃れようとした軍や官僚の姿です。その姿勢は今も続いています。