essay つれづれぐさ

ホーム の中の essay つれづれぐさ の中の スジ煮込みのように

スジ煮込みのように

 素晴らしい笑顔――衆院北海道五区補選で市民と野党の統一候補として大健闘された池田まきさんが十二日、日本共産党国会議員団にあいさつに来られ、みんなで大きな拍手で迎えました。自民候補を追い詰めたことが全国を励まし、すべての参院一人区での野党統一候補決定が視野に入り、複数区での支持の輪も広がっています。

 十日には国会にあいさつに来られた富山選挙区統一候補の道用みち子さんと藤野衆院議員一緒に懇談。たった一人で「安保法制反対」のスタンディングを始められ、仲間が広がり、ついに市民と四野党の共同の代表に。今度の参院選の象徴のような方です。

 先日の石川県での演説会では野党統一候補の柴田みきさんの力強い訴えを聞くことができ、小松市の演説会では民進党の元防衛大臣の一川保夫さんが弁士に。かつては厳しい質問をした方が、今、安倍暴走を止めるために力を合わせねばと訴えられたことに感激しました。

 思わぬ方から、「共産党を『独善』と思っていたが、共同のために本当に頑張っている」と激励をいただくことがあります。そんな時、かつて「共産党は筋が通ってる。だけどスジ肉はそのままでは硬くて食べられない。関西おでんのスジ煮込みのようによーく煮込むと、柔らかくて味が染みてとてもおいしくなる」といわれたことを思い出します。

戦争法反対の市民の皆さんとの共同で、煮込まれてきたかな。さらに、スジを通してかつ柔軟に。参院選勝利へまっしぐらです。(「赤旗」東海版16.5.19付)

ページ最上部へ戻る