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予算委質問を終えて

参院議員として三期目最後の国会が始まりました。何としても統一地方選、参院選に連続勝利し安倍政権最後の国会にするぞという決意で臨んでいます。

七日の予算委員会では、安保法制以降、日米軍事一体化と自衛隊の増強が加速し、さらにトランプ政権いいなりでの兵器の「爆買い」が行われている問題で安倍総理を追及しました。

 まず、米政府監査院がF35戦闘機の欠陥を繰り返し指摘しているにもかかわらず、価格や納期を米政府が握るFMS契約で147機も購入することを批判。

 続いて護衛艦「いずも」を空母化の問題。これまで防衛相は、改修した「いずも」に「訓練や日本有事の際に米軍機の着艦はありうる」と述べてきました。ところが、政府の報告書には「米軍の後方支援実施」を目的とし「米軍のF35Bが垂直着艦するという運用を前提条件」とすると明記していているのです。

これ示すと防衛相は、戦闘作戦に発信準備中の米軍F35Bへの給油が安保法制により可能であり地理的制限もないと認めました。

 そうなれば、世界中どこでも、戦闘に向かう米戦闘機に滑走路と燃料を提供することが可能に。日米一体で戦争に参加する自衛隊づくりを進める憲法違反の空母化は中止せよと迫りました。

 質問終了後、他の野党からも激励をもらい、「F35のことは質問の通り」と声をかけてきた自民党議員も。

告示直前までつづく通常国会。全力でがんばります。(しんぶん「赤旗」東海北陸信越版 19.2.9)

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