24ヵ国訪問記

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中東見聞録

トプカプ宮殿/グランバザール

 イスタンブル市はボスポラス海峡を挟んで、ヨーロッパとアジア大陸の両方にまたがる人口約1000万人のトルコ最大の都市で、経済・文化の中心となっています。

 市の起源は約2600年も前にさかのぼる古い都市で、ローマ帝国、東ローマ帝国、オスマントルコ帝国の三つの帝国の首都となりました。市内には様々な時代の文化財があります。

 今日はオスマントルコ時代の1478年に建てられ、378年間に25人のスルタンが住んだ宮殿であるトプカプ宮殿を視察しました。70万m2の敷地にはスルタンの家庭生活の場であったハレムと行政の中心であった内廷があります。

 往時には約600人が住んでいたとされるハレムの中は美しいタイルやステンドグラスで飾られ、当時の華やかな姿を残しています。宮殿にあった宝石は略奪されることなく残され、「宝物館」には86カラットもあるダイヤモンドも展示されていました。いずれもオスマントルコ帝国の当時の力をあらわすものでした。

 トプカプ宮殿の後はグランバザール。屋根で囲われた200メートル四方のトルコ最大の市場で、600年を超える歴史と3000もの店があります。宝石からじゅうたん、骨董品や革製品などあらゆる物を売っており、すごい人でした。 

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