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「京都から 日本の夜明け」(しんぶん赤旗日刊紙近畿版2018年7月24日付「命よ輝け/参院議員・比例候補/井上さとし物語(下)」)

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 アメリカと財界・大企業の横暴に真正面から立ち向かう井上さとしさん。

 近畿初の米軍基地として京都府京丹後市に配備されたⅩバンドレーダー基地・米軍経ケ岬(きょうがみさき)通信所が本格運用をはじめて3年半余になります。住民の主権と命にかかわる米軍の「約束違反」が横行し怒りが広がっています。伊根町で5月15日起きた交通事故で、ドクターヘリ出動のため、宮津与謝消防本部がⅩバンドレーダーの停波要請をしたところ、米軍がこれに応じなかったため救急搬送に17分の遅れが出ました。

 井上さんは、倉林明子参院議員とともに、ただちに防衛省に抗議。国会質問でも取り上げ「人命にかかわる重大事件だ」「住民の安全安心が守られておらず、基地を撤去すべきだ」(6月12日の参院外交防衛委員会)と迫りました。

 「沖縄をみても米軍は日本の法律も約束も守らないし、防衛省は守らせる気がない」と井上さん。「朝鮮半島の激動、対話による平和へのプロセスのなかで、米軍基地の存在そのものが問われている」と語気を強めます。

 映画「空飛ぶタイヤ」(池井戸潤原作)が上映されています。題材は2002年に横浜で起きた三菱自動車タイヤ脱落母子死傷事故です。走行中の大型トレーラーから外れたタイヤが母子を直撃しました。三菱自動車は整備不良が原因だとしましたが、運送業者が構造欠陥ではないかと巨大企業に立ち向かい、設計上の欠陥が暴かれるまでを描きました。

 井上さんは、この映画を特別な思いで見ました。この事件を瀬古ゆき子衆院議員(当時)とともに、国会で取り上げているからです。同様の事故が三菱自動車だけ多発していました。立ち入り検査もせず「設計または製作の過程に原因があると判断するのは困難」と三菱自動車の言い分をうのみのした国土交通省の姿勢を追及。三菱自動車がそれ以前にもリコール隠し等で処分を受けているのに、自民党が毎年多額の献金を受け取っていたことも問題にしました。

 第2次安倍政権で自民党への企業献金は1・7倍に増加しました。「お友だち政治」と言われる安倍首相の「究極のお友だち」は日本経団連会長、原発メーカーの日立製作所会長です。福島原発事故はまだ収束していないのに、原発再稼働・輸出をすすめ、過労死合法化の「働かせ方改悪」を強行する。「国民の命と安全より企業の利益をうえにおく政治を変えねば」「その力は市民と野党の共闘です」。井上さんは熱く訴えます。

 井上さんは党参院国対委員長になって14年目。最初の9年間は議席が1ケタで交渉会派として認められず、本会議の質疑も限定されました。5年前の13年参院選で躍進し11議席となり、共産党の通常国会の本会議登壇は30回(直前の通常国会は3回)を超え、すべての委員会に委員を派遣し単独で法案を出せるようになりました。比例での躍進とともに定数2の京都選挙区での倉林明子さんの勝利が、いまの国会の状況をつくりだし野党共闘を進める力になり「日本の夜明けを切り開いてきた」。そうふりかえる井上さんは呼びかけます。「来年の参院選で必ず勝利して日本の政治をもっともっと前に進めようではありませんか」(おわり)

   (安岡伸通)

 

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