では、是非思い出していただきたいんですが、私、ここにパーキングエリア、サービスエリア販売に関してのお願い、こういう文書を持っております。極秘というふうに書いてあるわけでありますが、この文書には、このトヨシステムプラントという会社がハイウェイ交流センター、道路サービス機構という二つの財団にこの大砕神を売り込みに行った、そういう経過が書いてあります。そして、こう書いてあるんですね。両財団を訪問をして、落札先を教示願えないか、それから、両財団から大砕神Ⅲを推薦していただけないかを要請すべく、両環境対策課課長と面談をしましたと。しかし、トヨシステムプラントは未知の小企業で、活動の前面や側面には全国ネットの著名企業のサポートでもあれば公信力もあるがと、門前払いですと、こう書いてございます。つまり、未知の小企業だと、そして公信力、公の信用力が足りないということで門前払いをされて売り込みがうまくいかないということを書いているんですね。じゃ、どうしたのかと。
もう一つ持っておりますが、これは二〇〇一年の四月二十日にこの岡本豊之氏が発信者で出したメールであります。表題は高速道路情報ということになっておりますが、私はこれ、非常に見て驚きました。各サービスエリア、パーキングエリアの攻略を模索していたが、このほど構想がまとまった、そして以下のアクションを起こすことにしたと、こう書いてですね、いいですか、こう書いているんです。内閣筋から国土交通省経由で両財団に連絡、下記のとおり面談することになったと。面談設定後、再度内閣筋から直接財団の理事クラスに当社機を委託組織に推薦するよう実動部隊の環境部門に伝達するよう電話で要請していただいた。また、訪問には秘書も同行する。また、既に電話で全業者のリストの提供も約束をされていると、こう書いております。そのときに提供されたリストが、これ私持っておりますが、これであります。
つまりですね、なかなかうまくいかないので内閣筋の政治家に口利きをお願いをするという中身だということなんですね。このメールが出されました二〇〇一年四月といいますと、安倍総理が内閣官房副長官の要職に就いていた、そういう時期だと思います。そして、この岡本社長は、販売に当たっている代理店の皆さんにはこの内閣筋というのは安倍晋三さんのことだと、こういうことを言われているということを私はお聞きをいたしました。
総理、この岡本社長の依頼を受けて二つの財団などに電話で要請をされたんじゃないですか。いかがですか。