2003年2月7日
インフレターゲット/志位委員長が質問/京都法律事務所
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8:30からの班会議でインフレターゲットについて財政金融委員会所属の池田議員からの報告をうけて、議論しました。 今日の不況の一番の問題は国民の購買力の低下です。そのなかで、物価が下がっているのが、国民生活にとつて唯一のすくいです。ところが、さらに国民に負担を押し付ける一方で、インフレターゲットだといって物価だけはあげようというのです。これでは、問題の解決にならないばかりか、いっそう暮らしと景気を悪くするもの。いよいよ小泉内閣の支離滅裂ぶりがこの問題でも明らかです。 今日は衆院予算委員会の二日目。午後三時前から志位委員長の質問の傍聴へ衆院第一委員会室にいきました。冒頭、志位さんは、昨日の自民党議員による医療事故問題をつかった日本共産党と民医連に対する誹謗中傷に対して厳しく反論。関係医療機関が自主的に報告、調査し、事故からの教訓を日本の医療の前進のために生かせるように努力をしているのに、これを党利党略で攻撃の道具に使うことは政治家としてあるまじきことです。 続いて志位さんが、在宅酸素療法を受けているひとが医療負担の増大で深刻な事態になっていることを実例を挙げて迫りましたが、自民党席で京都選出の代議士が何度も「中央病院の不正請求はどうした」と大声でやじっていました。まさに、民医連の医療事故を利用した攻撃が、いのちを奪う悪政を覆い隠すためであることが改めて明らかになりました。こんな政治は許せません。 イラク問題でも景気対策でも志位さんの質問に小泉首相は防戦一方。そのゆきづまりはもう誰の目にも明らかです。 夜は京都に戻り、京都法律事務所の日本共産党後援会の新春のつどい。今日の予算委員会の様子や司法制度改革の問題でご挨拶し、楽しく懇親しました。
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京都市が、同市西京区のポンポン山ゴルフ場建設予定地を適正価格を大きくこえる価格で購入したことをめぐる控訴審で、大阪高裁が前市長に26億円の返還を命ずる画期的な住民勝利の判決を下しました。 ゴルフ場の開発を不許可にした京都市が開発業者から、適正価格21億円余りの土地を約46億6000万円で購入した事件。背景には自民党元副総裁の金丸信も介在をしていました。 高裁判決は適正価格との差額分全てを元市長に支払いを求め、買収を認めた市議会の議決について「当然なすべき実体的な調査や審議を尽くさず、手続き的にも内規に反し違法」と断じました。日本共産党の反対を押し切って、まともな審議もせずに可決したオール与党の責任も重大です。 これだけの責任を認めたのは異例。すごい判決です。弁護団長は、京都府知事選挙に連続して出馬して大善戦した森川明さんです。すばらしい!
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