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2006年9月7日

長野へ/元参院副議長・小山一平氏/知恩院布教師会前会長・岩波昭賢師

 今日、明日は長野県内で活動。午後から、元参院副議長の小山一平さん、知恩院布教師会前会長の岩波昭賢さんを訪ねました。お2人とも「九条の会」の呼びかけ人となってくださっています。

 新幹線の上田駅に昼過ぎに到着。中野さなえさん、山口のりひささんと合流し、まずは昼食。中野さんご推薦のイタリアンのお店でバスタランチをいただきました。う~ん、美味です。中野さん推薦のお店は間違いがありません。食事を大切にするのが、中野さんが小柄でもパワー一杯の秘訣でしょうか−−あっ、失礼。もちろん学習が土台ですね…。

 14:00に小山さんのお宅へ。小山さんは現在92歳。県議、上田市長を経て、社会党から参院議員となり、参院副議長を務められました。長野県の九条の会の呼びかけ人の1人です。92歳とは思えないお元気さで、憲法九条への思いや国会活動のこと、上田市長の時に全国に先駆けてお年寄りの医療費無料制度を始めたことなどお話をしてくださり、「がんばってください」と激励をいただきました。

 懇談後、党の地区委員会事務所に立ち寄ると、日曜日の信州赤旗まつりにむけ綿菓子の機械の試運転中。地区委員長さんは、さすがの手つきです。さっそく綿菓子つくってもらい、一足先にお祭り気分になりました。

 続いて、高速道路で1時間半走り辰野町へ。長久寺のご住職、岩波昭賢さんを訪ねました。岩波師は、今年の八月まで浄土宗本山知恩院の布教師会会長を務められ、現在は顧問をされています。「九条の会たつの」の呼びかけ人になられています。

 京都・東山の知恩院の三門の横には境内を永代無償で貸していただき、京都解放運動戦士の碑が建立されています。敷地を貸してほしいと申入れのあったとき、知恩院の会議では反対論が強く難航したそうですが、1人の僧侶が「法然上人もさまざまな法難に遭われながら衆生を救うために尽された。社会をよくするために努力した人々をたたえる碑こそ、法然上人の意に沿うのではないのか」と熱弁をふるい、衆議一決したととのこと。

 最初にこのお話をすると岩波師は、「それこそが法然上人の教え」応じてくださり、「お釈迦様は、徹底した平和主義者。法然上人の教えも平和と平等。もし今、この世におられたら九条守れ野運動をされたでしょう」とのべられました。

 多くの戦友をなくした岩波師は、実家の寺を継いで以来、戦友の弔いと絶対に戦争をしてはならないことを柱とされてきたそうです。「今、どの新聞も憲法守れと正面から論じない中、「赤旗」だけが正面から論じている。毎朝、『赤旗』から読むようにしている。そうすると心が落ち着く」とも語ってくださいました。

 懇談を追え、安曇野市へ移動。豊科駅の近くのホテルに泊まりです。

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