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2008年8月6日

広島原爆の日/小松基地視察/爆音訴訟連絡会と懇談

 今日は広島原爆の日。宿舎で平和祈念式典のテレビを見ながら8:15に黙祷をささげました。空路、小松に入り、航空自衛隊小松基地を視察。その後、爆音訴訟連絡会の皆さんと懇談もしました。

 今年もまた、総理の挨拶のつまらなさと子どもたちの平和の誓いのすばらしさに余りにも落差がありました。心のこもらない官僚の作文の読み上げ、少なくとも被爆者の前ではやめてもらいたい。

 羽田から小松空港へ。党加南地区で山口のりひさ、佐藤まさゆき両比例候補、小泉親司元参院議員、橋本米子小松市議、西村地区委員長らと合流し小松基地へ。

 基地で石野貢三司令らから概況説明を受けた後、質疑応答をし、その後、基地内を視察。管制塔から全体を見渡し、F15戦闘機は間近で説明を受けました。

 同基地は米軍再編の中で戦闘機の訓練移転の受け入れ基地となっており、昨年は2回の訓練が行われました(うち1回は米側の事情で中止)。今年はまだ1回も行われておらず、今のところ予定はないとのこと。ただ、米側の必要性で急に決まるもので、年内に行われる可能性はあります。

 さかんに、従来の共同訓練と回数も内容も違いはないと強調し、世論を気にしていることが伺えました。

 説明の中で、同基地からのスクランブル発信は、ソ連崩壊前は年間1000回を超えていましたが、崩壊後は年間150回にまで急減したものの、H17年頃からロシア機の南下が増え、昨年は300回をこえるまで増加していることがわかりました。

 F15の説明の際には、まわりにある他の戦闘機の騒音で時折説明が聞き取れないほどでした。飛び立つ前でのこの音ですから、離着陸時の騒音は相当なものだと実感できました。

 16:30から爆音訴訟連絡会の皆さんと懇談。ここには尾西洋子県議も合流しました。「静かで平和な空を取り戻そう」と30年以上前から取り組まれ、現在、第五次訴訟の準備をされています。騒音のひどさや健康被害調査のご苦労などについてお話をお聞きしました。

 これまでの訴訟は労組中心の傾向があったそうですが、今回の訴訟では地域からの運動も広がり、保守的な方々からも訴訟参加の申し込みも相次ぎ、原告団は大幅に増えるとのことでした。ここでも新しい運動の広がりがあります。

 夜は、明日の災害特別委調査に合流のため小松駅前のホテルに宿泊。
 
 

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