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2008年10月7日

義兄の葬儀/益川京大名誉教授にノーベル賞

 広島で義兄の葬儀。斎場から戻り初七日の法要まで済まして東京に戻りました。途中の新幹線で携帯が鳴り、ビッグニュースが届きました。京大名誉教授の益川敏英先生らがノーベル物理学賞受賞です!

 未発見の「クォーク」の存在を理論的に予測した「小林・益川理論」が認められたもので、小林先生やお2人の先輩となる南部先生との共同受賞となりました。何年も前からノーベル賞候補に挙げられていたので、待ちに待った受賞です。

 私の学生時代、学生自治会がとりくむセミナーの講師なども気軽に応じてくださっていたことを思い出します。世界的注目を集めていた益川先生が、素粒子研究には、弁証法的唯物論の物の見方が貫かれていることをいっかんして語ってこられたことは、科学的社会主義を学ぶ上で、とても励みになりました。
 
 たとえば、1984年7月14日付けの「赤旗」では、みずからの研究をふりかえって次のように語っておられます。

 「素粒子が、さまざまな性質、特徴、法則性をもっているのは、その背後にそれらの担い手の物質が必ず存在するに違いないと考え(ています)」、そこには「『電子といえどもくみつくせない』という物質の無限の階層性と認識の相対性を指摘したエンゲルスやレーニンと同様の唯物弁証法(弁証法的唯物論のこと――引用者)の物の見方がつらぬかれています」、「唯物弁証法と自然科学の研究方法との関係は非常に奥深いもので、今後もさらに追求する必要があると思います」

 早速、祝電を打ちました。益川先生、おめでとうございます!

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