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2009年3月11日

予算委で西松違法献金を追及/一票の格差/

 今日は終日予算委員会に出席。午後に質問に立ち、西松建設の違法献金の問題で、二階経済産業大臣を追及。その答弁は、「知らないものは知らない」と居直ることしかできないもの。疑惑はますます深まりました。

 委員会室に入ってきた二階大臣は、ややうつむき加減で、顔にもつやがありません。しかし、質問を手加減するわけにはいきません。

 質問ではまず、西松建設のダミー政治団体が購入したパーティー券代について、それぞれ20万円を超えるにもかかわらず、自民党の志帥会と宏池会が政治資金の収支報告書に未記載であることを指摘し、政治資金規正法違反であることを明らかにしました。

 さらに、二階大臣が先日の小池議員の質問に対し、「新政治問題研究会」「未来産業研究会」と西松建設との関係について「存じてない」と答えたことを

 07年に、二階派の政治団体「新しい波」が、05、06年に西松ダミーの2つの政治団体に買ってもらったパーティー券代金のうち342万円が政治資金収支報告書に未記載だったことが発覚。

 当時、自民党総務会長であった二階氏は記者会見をして釈明をしましたが、そのときの新聞報道で、2つの政治団体が西松建設OBを代表としていることを大きく報道しています。

 「少なくともこのときから、西松と2つの政治団体の関係をしっていたはずだ」と迫ると、二階氏は「知らないものは知らない」と居直ることしかできませんでした。

 さらに、「新政治問題研究所」が発足した95年から、二階氏の資金管理団体に献金がされていることも明らかにし、「13年も前から献金を受けながら、その資金団体の素性もしらないなどといっても、国民は納得しない」と批判し、真相の解明を強く求めました。

 質問終了後、いくつかの新聞から取材を受けました。21時のNHKニュース、報道ステーションでも質問の様子が報道されました。これだけの大問題になっていながら、今日の予算委でこの問題を質問したのは私だけ。互いにすねに傷を持つことから、疑惑にふたをしあうようなことはあってはなりません。

 13:30から参院選挙の一票の格差の是正について、各会派の代表による「選挙制度問題専門委員会」が開かれ、予算委員会を一時中座して参加しました。

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