活動日誌

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南木曽町の土石流災害調査

 IMG_2663.JPG新宿駅8時発の特急に乗り、長野県南木曽町の豪雨災害調査に入りました。塩尻で野口しゅんぽう知事候補と合流し、車で南木曽町へ。現地で両角県議、伊藤、坂本両南木曽町議、古畑、瓜尾両大桑町議、毛利、備前両前県議と合流しました。

 まずは、土石流のあった向かい側の斜面から全体を見渡して説明を受けました。この地域は土石流の多発地域で、急峻な山肌には過去の災害の跡も残っています。これまでの共通点と違う点など総合的に原因を明らかにすることがIMG_2668.JPG重要です。

 続いて、住民や復旧作業中の皆さんをお見舞いしながら、土石流の現場へ。橋や住宅が跡形もなく流されており、その凄まじさを目の当たりにして言葉を失いました。亡くなった中学生に心からの哀悼の意をささげました。

 泥のかきだしや飲料水の配布などに奮闘されている地元の高校生をはじめ、ボランティアの皆さんの激励や避難所のお見舞いの後、町の災害本部で宮川町長と懇談。被害のIMG_2684.JPG状況や水道の復旧が緊急の課題であることなどのお話があり、住宅再建や道路の復旧等への国や県の支援が求められました。

 今回の災害の重要な特徴は、上流での局地的豪雨だったこともあり、町の避難勧告は土石流発生の10分後、気象台の土砂災害警戒情報はさらに25分後になったこと。早期の避難のための上流での降雨計の設置や地質調査をはじめ総合的対策が必要です。

 IMG_2698.JPG現地調査をもとに政府に対し、緊急支援とともに抜本的対策を求めていきます。

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