中東見聞録

　午前中はギザの三大ピラミッドへ。一番大きいクフ王のピラミッドは高さ137メートル、底辺の一辺は220メートル。その大きさに圧倒されます。今から4500年も前にどうやってこんな大きなものをこんなんにも精密に作ることができたのか。

　内部の通路も重力に負けて天井が落ちてこないように、壁石が上に向けてすこしずつせり出すようになっています。古代文明の水準の高さに驚くばかりです。そして、ピラミッドを守るスフィンクス。その迫力に言葉もありません。

　近くで、らくだに乗せてもらい、ピラミッドを背景にパチリ。ずっと先を見つめているようならくだの瞳を見ていると、目先のことであくせくすることが、あほらしくなってきます。

　この後、カイロ空港に向かい、空路ルクソールへ。