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京都でXバンドレーダー問題調査

4182_1.jpg米軍のミサイル防衛システムのXバンドレーダーの配備計画が発表された、京丹後市にある自衛隊経ヶ岬分屯基地や周辺の自治体を訪れ、調査と懇談を行いました。倉林明子参院選挙区候補、吉田さゆみ京都5区代表、光永あつひこ府議団幹事長と、宮津市、伊根町、京丹後市の各議員の皆さんと一緒でした。


 日米首脳会談で、北朝鮮のミサイルに対応するためとして日本に2ヵ所目のXバンドレーダーを配置することが合意され、航空自衛隊経ヶ岬分屯基地がその候補として突如発表されました。地元のみなさんは報道でしった驚いたという状況です。

4182_2.jpg 京都を朝出て、11:30から宮津市の井上市長と懇談、13:00から伊根町の小西副町長と懇談。14:00からの視察、15:40から京丹後市の大村副市長と懇談。終了後、JRと新幹線で5時間余。東京着は22:30のハードな日程で、昼食は移動の車の中でとりました。

 航空自衛隊経ヶ岬分屯基地では、会議室で概況説明を受けた後、屋上から日本海を見渡しながらさらに説明を受けました。すでに同レーダーが設置されている青森県の車力基地と違い、民家のすぐ横に基地があることを実感しました。

 3つの自治体でお話を伺って感じたのは、自治体や住民にきちんとした情報が示されていないこと。レーダーの出力など具体的な情報は軍事機密だとして示されないまま、「安全」「影響はない」ということだけが強調されています。自治体も住民もよくわからず、判断しかねているという状況でした。

住民から出されている、事が起これば攻撃の対象にされるのではないか、レーダーによる環境や漁業への影響、百数十名のアメリカの軍人や技術者が来ることによる治安への影響などなどに、説明責任を果たすことがまず政府に求められています。

 そもそもミサイル防衛計画は、アメリカが「防御の盾」を持つことで先制攻撃を可能にする計画であり、日本防衛のものではありません。配置は軍事的緊張を拡大させるものであり、憲法九条にもとづく平和的外交努力に逆行。京都をアメリカの先制攻撃の前線基地にすることは許されません。

 さて今日は先日収録したTVタックルの放映ですが、丁度東京に戻る新幹線の中。ワンセグで見ようとしていますが、ほとんど途切れてしまいます。どんな編集だったかな。

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