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外防委視察二日目。海保、佐世保市長、目達原駐屯地、佐賀市長

 アパッチ.jpg参院外交防衛委員会の視察、二日目。今日は8:30に海上保安庁佐世保海上保安部を訪問し、概況説明と懇談。続いて佐世保市役所で朝長市長、長野市議会議長らと意見交換会を行いました。

 終了後、佐賀県の陸上自衛隊目達原駐屯地へ移動。ここには九州・沖縄の補給・整備を担当する部隊と三個のヘリコプター部隊があり、防衛省はここらか50機のヘリ部隊を佐賀空港に移駐させ、さらにオスプレイを配置しようとしています。

 概況説明と質疑応答の後、同部隊に配備されている戦闘ヘリを視察。写真はAH-64D、いわゆるアパッチです。.

 続いて佐賀市役所を訪問し、佐賀空港へのヘリ部隊とオスプレイの配置計画について秀島市長と懇談。市長は「防衛省からの要請に困惑している。佐賀空港建設の際の、県と地元との『自衛隊と共用するような考えは持っていない』という公害防止協定の覚書がある」と強調されました。

 私は、「覚書にある『事前協議の対象』という言葉をとらえて、共用は可能という議論もあるようだが、この言葉はむしろ共用はしないと念をおしたものではないのか」と質問。秀島市長からは「当時担当された県の幹部からも話をきいた。25年前の約束は行政として守らなければならない」と明言されました。

 続いて佐賀空港で佐賀県の担当者からお話しを聞きました。新しい知事が「米軍オスプレイの利用も含めた配備計画の全体像が示されていない」とのべていることが紹介され、検討の前提となる説明がされていないとの認識が示されました。佐賀空港問題を巡ってはマスコミの注目も高く、たくさんの取材がありました。

  さて、視察中、国の補助金交付決定企業からの政治献金が安倍総理にもわたっていたことが朝から話題に。ところが移動のバスの中で、昼ごろに民主党岡田代表にも渡っていたとのニュースが流れると、「どう事を収めるのかね」というささやきが...。企業献金そのものを禁止することこそ必要です。

 佐賀空港を16時前に出発する便で羽田に戻りました。

 

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