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アスベスト訴訟/予算委で藤野議員

DSC01317.JPG 衆院予算委の基本的質疑3日目。TV中継はありませんが全大臣出席です。北陸信越ブロック選出の藤野保史衆院議員が質問に立ったので、応援傍聴に行きました。

 取り上げたのはアベノミクスのもとでの国民生活の実態と消費税増税、核燃サイクルの問題。アベノミクスの問題では、この間、総理が繰り返してきた自分に都合のいい数字を使ってのごまかしを見事に覆しました。

 一つは実質賃金の問題。「実質賃金が下がっている」と追及されると総理は「景気が良くなってパートで働く人が増えたために、一人当たりの平均の賃金が下がった」と言い訳してきました。そこで藤野議員が突きつけたのが、内閣府の『ミニ経済白書』。パートと一般労働者を区分して賃金動向を分析しています。

 それによれば、一般労働者の実質賃金は3ポイント下がっているのです。パートが増えたから実質賃金が下がっているのは間違いで、一般労働者の賃金も下がり、パートはさらに下がっていのが実態。総理は政府の統計を否定できず、よくわからない言い訳に終始。

 さらに藤野議員は「安倍内閣の3年間で雇用はプラスに転じた」との総理答弁に対し、「3年間とはいつといつの比較か」と質問。総務相は「2012年の7月から9月と15年の同時期」と答弁しました。藤野議員は「増えたというが非正規が142万人で正規は2万人」と指摘。

 ここまでは、私も代表質問でやりました。藤野議員はさらに突っ込みました。「安倍内閣の3年間というなら10月から12月で比較すべき」と指摘。16日に発表される「詳細統計」では、同期間の比較をするとマイナスになることは確実であることを明らかにし、「総理はプラスというが、マイナスに転じる」と追及。ここでも総理は、まともな答弁ができませんでした。

 国民の暮らしとかけ離れた都合のいい数字だけ持ち出してくる総理に、政府統計を使って追及し、これまでの答弁を総崩れにしました。お見事!

 今日は予算委をテレビ傍聴しながら、デスクワークや打ち合わせ。アスベスト被害の救済と根絶を求めて全建総連の神奈川の皆さんが要請に来られ、しばし懇談。

 今、京都に向かう新幹線。明日は京都市長選挙の最終日。夜8時までマイクを握ります!

 

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