秋山正臣議長を始め全労連の役員の皆さんと党国会議員団との懇談会に参加しました。全労連から、労働法制改悪について、全国一律最低賃金制について、東アジアの平和の問題、ジェンダー平等の四つのテーマで報告を受け質疑応答。
各テーマについての共同の動きや課題、職場での動きなど、通常国会で国民的願いを実現するためにあらゆる可能性を追求し、さらに政治を前に進めるうえで貴重なお話を聞けました。いっそう共同を強めることを確認。
今日から臨時国会。朝一番に「企業団体献金全面禁止法案」と「政党助成法廃止法案」を参院議員団全員で提出。その後、記者会見をしました。裏金問題の真相究明と政治改革の要である企業団体献金禁止へ全力をあげます。
法案提出の後、国対会議、参院議員団会議、本会議、拉致問題特別委員会、政治改革特別委員会、記者会見と続き、昼前に議員団総会。田村委員長が「選挙後最初の本格的論戦となる。少数与党のもとで国会の本来の役割を果たせるかどうかが問われており、すべての政党の真価が試される」とのべ、奮闘を誓い合いました。
続いて議員会館前での「総がかり行動」。小池書記局長があいさつし、立憲、社民、沖縄の風からもあいさつ。13時から会期を議決する短時間の本会議。さらに「超党派 人道外交推進議連」の総会で帰国中のUNRWAの清田保険局長からガザの深刻な実態について動画を示しながらの報告を聞きました。
全建総連の役員の皆さんと議員団との懇談会。建設国保への支援や資材高騰対策など要請を受け、意見交換しました。フー。開会日はいつも、あわただしい。
臨時国会の召集日。新しい総理の指名選挙が衆参で行われます。昨日、自民党の石破新総裁が総理に選ばれてもいないのに解散・総選挙日程を会見でのべたこと。その日程に合わせるために、臨時国会の会期を予算委員会の開催も困難な九日間とするという提案を自民党がしたことで朝から大もめです。
10時からの参院本会議の第一ラウンドは特別委員会の設置などで短時間で終了。その後、衆院で国対会談や議運理事会が開かれ協議が続きました 11:30からの議員団総会や引き続く議員会館前での総がかり行動の昼休み行動で田村委員長が石破総裁と自民党の論戦から逃げる姿勢を厳しく批判し、徹底した質疑を求めるとともに、解散総選挙での日本共産党の躍進を呼びかけました。
あくまで、与党が譲らない中、本会議で立憲が反対討論を行うことでやむなしということに。参院でも野党国対を開いて、会期九日に反対で改めて一致、議運委員会での各党の討論と本会議での立憲による討論、さらに記名投票を求めることとしました。
結果は自公多数のもとで衆参ともに 会期を九日間とし石破氏を総理大臣に指名しました。本会議終了後、石破新総理と岸田前総理がそれぞれ控室に挨拶に来られ、田村委員長は石破氏に「予算委なしに解散などありえない」と述べましたが、石破氏は返事なしでした。
働く皆さんの様々な声をお聞きしました。国土交通省の労組の皆さんとの懇談と国立病院の院内保育所の職場代表の保育士の皆さんとの懇談会です。
院内保育所は、子育て中の医師や看護師等の仕事と家庭の両立を支援しかけがえのない役割を果たしてきました。民間委託が強行後は三年・五年毎の契約更新のたびに新入社員扱いとなり、安価な受託契約で人件費も低く抑えられている実情などお聞きしました。改善に力を合わせます。
午前中の短時間の本会議後、野党国対。旧文通費の公開等の問題について意見交換。まずは議運で議論する方向です。その後、この四月からの保育士の配置基準の改定の実行状況等について子ども家庭庁からレク。当初、「基準を改定すると現場が混乱する」として加算で対応するとしていたのを世論と運動で基準そのものの改定にさせたもの。混乱が起きている現場があるかと聞きましたが、ないとのこと。改定基準はヨーロッパなどと比べると大幅に低いものであり、いっそうの改定を求めました。
その後、国土交通省の労組の代表が「国土交通行政を担う組織・体制の拡充と職員の確保をまとめる」請願署名をもって来訪され、懇談しました。国土交通省ではかつての「三年雇止め」のルールは撤廃されましたが、関東建設局の職場では「五年雇止め」が行われていることを労組の皆さんからお聞きし、昨年11月の内閣委員会で質しました。
その後、今年四月には関東や近畿の職場で約10人の方が6年目も雇用継続になったとのこと。職場の実態をお聞きして国会でただし、改善を実現できてお役にたてたことは本当にうれしい。これらかも、様々な声を聞かせて下さいとお願いしました。