「建設アスベスト訴訟京都第二陣判決」報告、請願書名提出の院内集会に参加しました。23日の京都地裁判決は、全員救済には至らなかったものの建材メーカーの責任を認めて賠償を命じました。この間、建設アスベストの各地の訴訟で、最高裁をふくめ計18回の判決で建材メーカの責任を認めています。
にもかかわらずメーカー側は無益な争いを続け早期の解決を一切拒否しています。その中で、すでに原告の多くが亡くなっています。全面解決のためには建材メーカーが参加する基金制度の創設が求められています。そのためには法改正が不可欠です。そのために共に奮闘する決意を述べました。
朝8時からは「ミャンマー民主化議員連盟」の総会。在日ミャンマー人グループの皆さんも参加され、政府に「衆参国会決議の実現のため、日本政府がこれまで以上に具体的かつ実効性ある対応を実施」することなどの要請書を手渡して訴えられました。
政府からミャンマーの最新の動向とこれまでの議連の要請についての対応状況について報告を受け質疑応答。ちょうど、今日の朝刊でミャンマーの国軍がスーチー氏率いるNUGの政党としての登録を抹消するという暴挙が報道されただけに、日本国政府の強い対応を求めました。
今日、日本共産党として同性婚を法制化する民法改正案、「婚姻平等法案」を参議院に提出。仁比、倉林、伊藤議員が小林参院事務総長に手渡しました。実現のためにがんばります。
午後の本会議で戦後最悪と言える大軍拡の来年度予算案が与党などの賛成で可決・成立しました。日本共産党から田村智子副委員長が反対討論に立ち、午前中に予算委員会で締めくくり総括質疑が行われました。
お昼休みに議員会館で開かれた、「『特定じん肺労働者に対する給付金の支給等に関する法律案(仮称)』の創設めざす院内集会」に参加。トンネル工事現場でじん肺を発症された労働者や家族にとって職歴を確定する作業が大きな負担を強いることになり、裁判の提起を困難にしています。
「あやまれ、つぐなえ、なくせ」を掲げて粘り強いたたかいのなかで、新たな被害を作らない様々な規制が作られ、のこるはじん肺患者の皆さんの救済。裁判をへない救済制度の創設が求められています。すでに超党派の議員連盟による法案の骨子案もできており、同案への賛同署名には与野党から155人が賛同しています。
集会にも与野党から国会議員が参加。私も、一刻も早い救済法案の成立のためにご一緒にがんばると挨拶しました。
午前中に懲罰委員会が開かれガーシー議員に除名の懲罰を科すことを全会一致で議決しました。採決に先立ち、ガーシー議員の代理の浜田議員から弁明が行われ、それに対し私も尋問しました。
討論では国会法五条に違反して登院せず「全国民の代表」である国会議員の責務を果たしていないこと、前回の懲罰であった本会議での陳謝を行うことを約束しながら帰国せず欠席したことなどをあげ、参院規則245条の「議院を騒がしまたは議院の体面を汚し、その情状が特に重いもの」に当たるとして除名を求めました。 明日の本会議で採決に付され三分の二以上の賛成で除名が決まります。
午後にはDV法改正の評価と課題について、お茶の水女子大の戒能民江名誉教授を招いての勉強会。夕方にはフリーランス法改正について、日本芸能従事者協会の森崎めぐみ代表理事を招いてヒアリング。それぞれ現場の課題とともに政府と様々なやり取りを積み重ねてこられた到達点がよくわかりました。