活動日誌

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「司法・人権・女性・スポーツ」の記事

手話推進法.jpg二つの議員連盟の会合に参加しました。一つは「障害児者の情報コミュニケーション推進に関する議員連盟」の総会。もう一つは袴田死刑囚救援議員連盟の院内集会です。

 情報コミュニケーション議連の総会では、この間議論してきた「手話推進法案」の骨子案を了承しました。前回の総会で提案されたものに、各党が寄せた意見を反映したものです。日本共産党としても意見を出してきました。

 袴田さん救援議連の院内集会では、無罪判決後の集会で袴田集会.jpgの巌さんのあいさつの動画が上映され、会場では姉のひで子さんのあいさつををされました。これを聞いて、絶対に控訴させてはならないとの思いを新たに。 二度とこのようなことのないように、再審法の抜本改正はまったなしです。

 夜は韓国大使館主催の韓国の国慶日を祝うレセプションに参加しました。

 優性保護法1.jpg日本共産党の「旧優性保護法問題の全面解決をめざす闘争本部」に出席。きょうされんの皆さんから優性連の提言について説明をいただき、高橋千鶴子事務局長が超党派の議連PTの進捗状況について報告し、懇談しました。
 PTの法案について議論になったのは、補償金の額や被害者にきちんと届くための体制などと共に、法案の前文に、問題の背景にある「優性思想」に対する反省が足りない、「心がない」という問題。厳しい最高裁判決が出たから法改正するということではなく、心からの反省と謝罪が必要だということでした。
 優性保護法2.jpgきょうされんの藤井会長はドイツを訪問して「わたしで最後にして~ ナチスの障害者虐殺と優生思想」という本を出版されています。私は、閉会あいさつで、そのことに触れ、先週訪問したアウシュビッツ収容所に関わって述べました。
 ナチスは優性思想に基づいて、まず障害者の虐殺を始めました。その人数は20万人。それで準備を整えた形となり、ユダヤ人の大虐殺がおこなわれました。アウシュビッツでは160万人です。藤井さんは「障害者がすべの前触れになる」ということも言われていますが、その通りです。
 本.jpgドイツの歴史を見ても、旧優性保護法の問題は、被害を受けた障害者の皆さんへの心からの謝罪と補償であると同時に、日本社会に二度と優性思想を許さないということでもあります。そのためにご一緒にがんばる、と決意を述べました。
 午後に議連PTと総会が行われ、高橋さんが今日の懇談に基づいて主張されました。臨時国会で成立が基本的流れですが、被害者にきちんと補償金を届けきるためには、これからが問われます。
 夜は志位議長の訪欧報告をネットで視聴。いや~面白かった。特に、「自由な時間」をめぐる労働組合との懇談の部分は非常に興味深いものでした。
 婦団連1.jpg女性差別撤廃条約の選択議定書の批准を求める地方議会の意見書が、3月末から44議会増えて278に!―議員団ジェンダー平等推進委員会と婦団連加盟団体の皆さんとの懇談会でうれしい報告がありました。増えた議会には長野、奈良県議会も含みます。
 懇談では、各分野から女性差別の具体的な実態や、様々な課題、取組について貴重な発言が続きました。今後の運動と国会論戦に生かします。
 その後、参院国土交通委員会の能登半島地震の視察に参加するために金沢に向かっています。
 党国会議員団のジェンダー平等推進委.jpg。毎通常国会終了後にそれぞれの議員のジェンダー問題での質問や取り組みを報告・交流します。今日は従軍慰安婦など国際人権問題、共同親権、性暴力、ハラスメント、DV、女性の貧困、女性の政治​参画、格差是正、LGBTQ、リプロ、周産期支援など、各議員から報告。
 議員団上げて、この問題に取り組み、様々な前進を作り出していることや今後の課題が明確になりました。
 私は女子差別撤廃条約選択議定書の批准を求める運動と政府の対応、能登半島地震での避難所等での女性の視点を取り入れた対応の問題点、地方自治体の防災担当部署への女性の参画についての質問や取り組みについて報告しました。
 参院議員団の班会議や国対、議員団会議と続き、都知事・都議補選の結果と教訓、今後の課題などについて議論しました。
優性保護1.jpg 旧優生保護法fは憲法違反――障害などを理由に不妊手術を強制した同法について最高裁判所大法廷が判断を示し、国に賠償を命じました。直後に院内で開かれた報告集会に参加。原告や支援の皆さんの喜びにあふれました。
 同法を我が党を含め全会一致で成立させた国会の責任も問われています。臨時国会が開かれれば、すべての被害者を救済する法的措置を行う必要があります。
 今日は偶然にも、2013年に違憲判決が示された法律が直ちに改正された経緯について米国の大学で学ぶ日本人女性からインタビューを受けました。成年被後見人になると選挙権を奪われるのは違憲だとの訴えでの判決です。原告や弁護団からも直接お話を聞き、法務委や倫選特で四度にわたり質問。判決後すぐに全会派一致の議員立法で法改正が行われました。改めて当時を振り返りました。
 午前中は男女共同参画の視点に立った災害時の避難所運営等につて、能登半島地震での取り組みと課題等について内閣府よりレクを受けました。
 土地規制2.jpg続いて土地利用規制法について「市民と議員の合同ヒアリング」と市民集会に参加。今回が第八回目。指定が一巡したことを受け、住民への説明が行われていない問題をはじめ運用面で明らかになった問題を政府の担当者にただしました。
 悪法成立後に運動が下火になることが少なくありませんか、法施行後もこうした系統的に粘り強くただしていく取り組みは重要です。参加した党の地方議員の皆さんらとパチリ。
 

 この三日間は、もっぱら通常国会のまとめや資料整理。特に国会後半は質問が相次いだので、資料も山積みになっていました。質問ごとに、使った資料や質問原稿、速記録、報道などをまとめて封筒にいれておきます。こうしておくと、新たな問題が起きたり、問い合わせがあったときも対応がスムーズです。

 IMG_4952.jpg今日は夕方に京都の自宅に戻りました。近所の日本フランス文化会館で開催中の草間彌生展を鑑賞。代表的な水玉のカボチャの作品など楽しみました。

夜はZOOMでバイセクシュアルの高校生と対話。出生時にあてはめられた性は男性です。

中三の時に自覚し、高校になるとますます自覚が増してきたとのこと。LGBT+への差別を目の当たりにして、真剣に考えるようになり、同性婚の制度が日本にないことも不安に。将来的には弁護士としてLGBTQ+の人達が、自分らしく生きることができる社会を実現したいと考えており、さらに理解を深めるためにお話がしたいとメールをいただき、今日の対話となりました。

 短い時間でしたが質問に答えて、国会での議論の状況や私が取り組んできたことなどお話しました。みんなが自分らしく生きられる社会をつくりたいという思いを応援しています。

 240618政改特 総理質疑⑤.jpg 怒、怒、怒。自民党提出の政治資金規正法改定案が昨夜の政治改革特で自公の賛成で可決しました。20時過ぎに、野党の反対押し切り委員長による職権採決。先立つ対総理質疑と反対討論で、朝の世論調査で77%が自民案に「効果がない」としていることも示し、強行すればさらに政治不信が増すと批判しました。
 
   内閣委員会で子ども性暴力防止法案の二回目の質疑。性犯罪加害者の再犯防止について▽刑事施設の出所後や保護観察期間終了後の地域での継続的な支援▽性犯罪者治療への保険適用―の2点を提案しました。
 文部科学省が性暴力への取り組みとして進める「生命(いのち)の安全教育」について質問。"人間と性"教育研究協議会による「授業案」を紹介し、体のさまざまな部位の名称や機能を説明し、これらが命を支えるために大切な役割をもっていると気づかせる内容になっているとして、こうした『からだの学習』が土台にあってこそ、いのちの安全教育の目的も達成できる」と強調。DBSと包括的性教育を一体で行うことや教員自身が国際的な知見に基づいた性教育を学ぶことの必要性も強調しました。
 法案は全会一致で可決。衆院の地こデジ委員長提案として送付されてきた、子どもの貧困対策推進法案についても全会一致で可決しました。
IMG_2680.JPG こども性暴力防止法案(日本版DBS)の参考人質疑。立教大名誉教授の浅井春夫参考人は、学校での「いのちの安全」教育は、その前提となるべき「からだ学習」がほとんどないままだと指摘。「からだの権利教育」を進め、国際的な標準である包括的性教育を日本でも花開かせることが必要だと強調されました。
 終了後、次の質疑に向け法務省と警察庁から子どもの性暴力加害者の再犯を防ぐための取り組みについてレクを受けました。
子ども性暴力防止法案(日本版DBS法案)の一回目の委員会質問。学校や保育所、塾などだけでなく、ベビーシッタ―や音楽教室、スポーツクラブなど子どもに関わる場所で対策することが必要だとして加藤鮎子担当大臣に具体的対応策を質しました。
 昼休憩中に明日の政治改革特別委の質問通告終了。
 24.6.7 DBS.jpg午前中の本会議でi日本版DBS法案の質問に立ちました。午後には選挙制度専門委員会、拉致問題特別委参考人質疑に続き、政治改革特別委員会に出席し、日本共産党提出の政治資金規正法改正案(企業団体献金全面禁止法案)と政党助成金の廃止法案の趣旨説明に立ちました。
今回の裏金問題は派閥のパーティー券収入によるもの。抜け道を使った企業団体献金であり、政治をゆがめています。 日本共産党の改正案は企業団体献金をパーティー券も含めて禁止します。さらに政党から政治家個人への寄付を禁止し、脱法行為である政策活動費は許しません。政治資金管理団体の会計への政治家の監督責任を明記し、会計責任者と同じ処罰となります。「秘書がやった」との言い逃れを許しません。
  肝心要の企業団体献金禁止が抜け落ち、政策活動費を合法化・温存する自民党案との違いがくっきりです。日本共産党が単独で提出した法案が審議されるのは24年ぶりのこと。私は予算委員会が行われる第一委員会室で答弁者側に座るのは初めてです。月曜午前中の質疑では答弁にも立ちます。
 趣旨説明.jpg選挙制度専門委員会でのこの間の議論について、参院改革協議会に提出する中間報告について確認。引き続く拉致問題特別委員会では拉致被害者家族連絡会事務局次長横田哲也さん、特定失踪者家族会事務局長・特定失踪者古川了子氏の姉である竹下珠路さん、南山大学総合政策学部教授平岩俊司さんの三人をお招きして質疑。
 
 通常は大会派順に質疑しますが、私は政治改革特と重なったため最初に質問順となっていました。ところが平岩さんが事情で遅れてこられたたためにお話を聞けず、横田さん古川さんに対してのみ質問しました。日朝関係と拉致をめぐる外交上の問題をお聞きしたかったのですが残念。
 
 明日の朝の会議に備えて前泊のため熱海へ。
 
 
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