活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 司法・人権・女性・スポーツ

「司法・人権・女性・スポーツ」の記事

   IMG_3769.JPG総がかり行動の国会前19日行動に立憲、社民の議員と共に参加し挨拶。コロナ危機の下で、元農水相の汚職疑惑、総理長男による総務省幹部接待、深夜の銀座通いなど自公政権のモラルハザードの根っ子にあるのは安保法制強行による立憲主義の破壊。安保法制廃止の政権実現で民主主義の危機を打開しようと呼びかけました。

 午前中は、女性差別撤廃条約に関して、国連委員会からの質問に対する回答期限が3/9に迫っているもとで、状況について内閣府、外務省から説明を受けました。「各省からの案文を取りまとめているところ」という以上の説明はありませんでしたが、森五輪組織委会長の女性差別発言に国内外での厳しい批判が広がった中、日本の回答は注目されていると指摘。

 ジェンダーギャップ指数121位という恥ずべき状況を打開するにふさわしい、踏み込んだ回答をするよう求めました。

 

 

 参院の野党7会派で出入国管理法・難民等保護法改正案を参議院に提出しました。明日提出される閣法の対案。難民の認定・保護をめぐり、全件収容主義を撤廃し、収容期間の上限を設け、収容の際に裁判所の許可を必要とするなど難民制度の改善を図るもの。

 私も賛同者の一人として名を連ねました。提出後に院内で開かれた報告集会にはオンライン参加。難民支援活動を続けてきた市民や弁護士の皆さんなど、とても喜んでいただきました。政府案ではなく、この法案こそ成立させたい。

 菅総理の長男による総務省の接待問題で「文春」が音声を公開したことにより、接待の席で、衛星放送事業などについて話し合われ、「事業についての話題はなかった」とする政府答弁は虚偽の可能性があること発覚。

 朝の予算委理事会で総務省側は、接待の音声データについて、秋本局長が一部を認める一方「BS、CS、スターチャンネル等に関する発言は、記憶にない」と否定していると報告。これでは認められず、結局、今日の予算委、総務委の質疑は与党のみが行い、明日、(2/19)、野党質疑を行うことが決まりました。

 総務省の接待問題をめぐっては、秋本局長と会食をした東北新社子会社役員の木田氏と菅正剛氏に、総務省側が事実関係を確認し、武田総務大臣が予算委員会冒頭で報告をすることを確認しました。

 河井杏里氏の当選無効に関して、国会法や先例について院の事務局から説明を聞きました。

 京都弁護士会、弁護士政治連盟京都支部と日本共産党京都府委員会との懇談会に参加。弁護士会の日下部会長、政治連盟の浜垣支部長をはじめ役員の皆さんが、国会から穀田、倉林両議員と私、府議会から原田、西山両議員、京都市会から西野市議が出席しました。

 テーマは養育費と少年法適用年齢引き下げの問題。養育費との確保と少年法の適用年齢引き下げ問題について弁護士会から報告を受け意見交換しました。少年法については狙われていた18 ,19歳を適用から外すことは押し返したものの特別の規定が置く改正案が今国会に提出される予定です。

 改正案の内容は、立法事実がなく、少年の立ち直りに反しかえって再犯増加になりかねないもので、問題的については弁護士会の皆さんと基本的に同じ見解。徹底審議が必要です。

 懇談に先立ち、府委員会で打ち合わせと動画撮影。3月22日に行われる志位委員長と6人の比例候補が訴える近畿ブロックのオンライン演説会のお知らせ動画です。週明けにもSNSにアップします。ご覧あれ。

 今日は総選挙と静岡市議選勝利めざすオンライン演説会もあり、小池書記局長が訴えました。リアルタイムで見れませんでしたが、夕方に視聴。

 IMG_2008.JPGZOOMによる国会議員討論会「核兵器禁止条約と日本の核軍縮政策」を見ました。与野党の7人の議員がICANの川崎哲さんの司会で討論。日本共産党からは志位委員長が参加しました。
 昨年8月に広島で開かれた討論会に続いて二回目。一時間余りの討論会でしたが、特に「核抑止論」が焦点になり、聴きごたえのあるものでした。
 核兵器の非人道性を指摘しつつ、核抑止論の立場から、日本は当面は参加できないが、締約国会議にはオブザーバー参加をといいう発言が続いた後、志位さんが「核抑止論は、核兵器の使用を前提とするもの。核の非人道性を認めていること矛盾する」とズバリ指摘し、条約への参加を求めました。
 今日の五輪組織委員会で女性差別発言で内外の厳い批判を浴びながら居座っていた森会長が辞任しました。昨日から、公認として川渕氏を指名し、川渕氏も就任の意向を示していましたが、密室のやり方に批判が集中し同氏は辞退しました。これで幕引きにせず、女性差別の構造的ゆがみをただす取り組みが必要です。
 今日は、衆院予算委一般質疑。日本共産党から宮本徹議員か質問に立ちました。終了後、衆参の議運委員会で、コロナ対策での蔓延防止措置の新設に伴う基本的対処方針の改定について質疑が行われました。18:30からの倉林議員の質問を聞いてから、国会を出て京都へ。
 
 
 シャドービジネス.jpg映画『シャドー・ディール 武器ビジネスの闇』を観ました。「金と権力と個人の野望」が、平和や人権より優先される国際武器取引の実態を映像と多くの生々しい証言によって描くドキュメンタリー。
 日本でも問われています。先日の予算委で、穀田衆院議員がイージスシステム搭載艦に搭載予定のレーダーシステムの選定をめぐる疑惑を追及し、それをうけて立憲の議員も質問するなど問題が広がっています。
 映画の中では、「そこにビジネスがある限り戦争は決して終わらない」「対テロ戦争ほど都合のいいスローガンない」「腐敗は武器取引の単なる一部ではなく国際武器取引の原動力」との証言もありました。コロナ禍のなかで世界の医療や保健の脆弱さが明らかになる一方で、武器取引が膨れ上がる世界でいいのか、考えるうえでもお薦めです。 
 東京五輪組織委員会の森会長が、女性差別発言への国内外の厳しい批判の中で辞任するとのニュース。当然のことですが、やめれば済む問題ではありません。やめれば済む問題ではありません。逆切れ会見のままでなく、きちんとした撤回・謝罪を行うことが必要です。
 
 また、組織委員会、JOC、そして森氏をかばい、辞職を求めなかった政府・自民党も、これまでの対応について厳しい反省が必要です。 これを機に、ジェンダー平等指数153ヵ国中121位という恥ずべき実態をただしていきましょう。

本会議で抗議.jpg 10時から開かれた本会議。昨日の衆議院につづき、野党女性議員が白いジャケットで、男性議員はポケットに白い花や白いチーフをつけて森会長の女性蔑視発言に対し抗議の意思表示。私もポケットに白い花を挿して参加しました。

 終了後、参院での予算論戦への打ち合わせ会議。午後は、国交省、厚労省、内閣府から説明のための来室が続きました。

 法学者・法曹1022人の皆さんの共同声明「選択的夫婦別氏制度の早期実現を求めます」を呼びかけ人である二宮周平立命大教授、犬伏由子慶大名誉教授から党議員団として受け取りました。
夫婦別氏共同声明.jpg 「共同声明などにはこれまで距離を置いてきたが、今度は加わる」など、かつてない広がりがありったとのこと。大学の授業では学生から「なぜ、まだ実現していないの。当たり前ことですよね」などの声が上がるというお話も聞きました。
 ぎっしり並んだ1022の名前が圧巻。一刻も早く実現へ超党派でがんばります。
作家の平野啓一郎さんが「分人化とメディア~表現の自由を巡って」と題して講演をされた、京都弁護士会主催の第五十回「憲法と人権を考える集い」に参加しました。
 全体のテーマは「あなたが呟く今とこれから」。他の人権より「優越的価値」があるとされ、最大限尊重されるべきなのが「表現の自由」です。かつては、もっぱら、送り手=報道機関等、受け手=国民という図式でしたが、ネットの急速な普及の中、多くの国民が送り手にもなっています。
 ツイッター等での個人のつぶやきが世論を形成するなど重要な役割を果たす一方、匿名性の下での暴力的で人権侵害の書き込みなど、様々な新しい問題が起きています。こうした中で、表現の自由をどのように担っていくのか。
 講演の後、平野さんは、二人の弁護士によるインタビューを受け、その中で会場から文書で出された質問にも答えられました。文学、社会、法律など様々な角度から議論を深められた、意義深い集いでした。
 平野氏は京大法学部在学中、当時は最年少で、「日蝕」で芥川賞を受賞しました。インタビューした二人の弁護士はいずれも同時期に京大に在学していた方。「面識はなかったけど卒業式で一緒に写真を撮ってもらいました」など、当時のエピソードも披露されました。
 終了後、明日の長野県での行動のために東京に移動中。パソコンをひらくと、ベナンが核兵器禁止条約の51ヵ国目の批准国になったとのニュース。被爆者の声が世界を動かしています。
 アムネスティ申し入れ.jpgアムネスティ・インターナショナル日本の出入国管理庁・佐々木聖子長官への申し入れに、アムネスティ議連副会長として同席。アムネスティから中川英明事務局長、議連から牧山ひろえ事務局長が参加され、移民・難民の人権保護を求める17571筆の署名を提出しました。
 法務省は、今年六月の「専門部会提言」をうけ、「出入国管理及び難民認定法」の改正作業を進めています。一方、九月には、国連人権理事会の恣意的拘禁作業部会は日本の入管における収容が「自由権規約党に違反する」との意見書を出しました。
 申し入れでは、日本での長期収容の実態と国連作業部会の意見書を受け、外国人の長期収容に終止符を打つべく、「国際人権基準にそった法改正」の実現を求め、特に、ノン・ルフールマン原則(帰国すると人権侵害を受ける恐れがある場合は強制送還してはならない)の遵守と収容の期間に上限を設けることを要請しました。
 今日は衆院厚生労働委員会で閉会中審査が行われ、日本共産党から宮本徹議員が質問に立ちました。院内テレビで視聴しつつ、資料整理や原稿執筆などなど。
 IMG_3687.JPG午前中は外交防衛委員会で質問。科学技術担当の井上大臣が、軍事と民生の両方に使われる「デュアルユース」(民生技術の軍事転用)の検討を学術会議に求めたことを明らかにした内閣委員会の答弁を取り上げました。
 防衛省は2015年にデュアルユース推進のために、大学などに資金を出す「安全保障技術研究推進制度」創設。学術会議は一年近い議論をへて軍事研究に反対する声明を出しました。
 大臣の答弁はその見直しを求めるものであり「政府から独立して職務を行う」とした学術会議法に反していると指摘。軍事研究の押し付けは、学問が戦争に動員した痛苦の経験からつくられた学術会議の原点を壊すものだと批判しました。
 そのうえで、防衛省の制度について、学術会議の声明が問題を指摘している点について具体的に質しました。
 防衛省の答弁で、▽制度の目的は民生技術を軍事に取り込むことであること▽防衛省の職員が防衛装備品という出口を目指して進捗管理をし、資金打ち切りもあること▽研究成果について軍事企業が使うことを拒否できないことを確認。
 声明の指摘しているように「学問の自由と自主性の関係が問題がある」制度であることが浮き彫りになりました。こうした制度の押し付けはやめ、学術会議の任命拒否の撤回を強く求めました。
 朝7:40から、日弁連、弁護士政治連盟と党議員団の朝食懇談会に参加。日弁連・荒中会長、弁政連・村越理事長をはじめ役員の皆さんが出席され、新型コロナ感染対策や外国人の相談への関与について説明を受けたあと意見交換しました。
 その後、外交防衛委員会で質問。午後は、紙智子参院議員団長と共に山東昭子議長と面談し、参院改革協議会の設置について提案を受けました。その後、明日の日米経済連携協定に対する本会議質問を仕上げて通告しました。
20.11.19アクション.jpg 午前中は、「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんによる選択議定書の批准を求める請願提出院内集会に参加。午後は、外交防衛委員会で今国会最初の質問にたちました。
 署名提出集会では、紙智子議員や立憲、国民の議員の皆さんとともに署名を受け取りました。「アクション」の皆さんは、今国会の衆参代表質問で立憲・枝野代表と共産・小池書記局長が取り上げたことをとても喜んでおられました。
 女性差別撤廃委員会から繰り返し勧告をされている選択的夫婦別姓についても各野党が取り上げ、小池さんへの菅総理の答弁で、安倍善総理の時の「慎重な検討」から「慎重」がなくなったことも報告し、女性の権利を国際基準にするために請願採択と議定書批准にがんばると挨拶しました。
 IMG_1583.JPG午後の質問では、核兵器禁止条約と日本提出の国連核軍縮決議についてただしました。日本政府は核兵器禁止条約に反対する一方、核保有国と非保有国の「橋渡し」をするとして国連総会に毎年核軍縮決議を出していますが、先日の第一委員会での採決では、賛成は過去最少でした。共同提案の国は2016年と比べて80ヵ国も減っています。
 その理由は、過去のNPT再検討会議の合意について「履行すること」という文字を削除したことと、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を求める記述が曖昧になったことなど決議案の中身にあると指摘。核の傘の下にあるNATO加盟国の中からも支持できないとの声があがつたことを、分割投票の数字や各国の投票理由説明を示して明らかにしました。
 一方、逆に、この二つの内容の部分について昨年の反対から賛成に回り、決議全体も棄権から共同提案に変ったのが米国です。トランプ政権は2018,年核態勢の見直し(NPR)で、小型核兵器の開発などNPTb合意に反する内容をもりこみ、CTBT批准を支持しないことを明記しました。
 このアメリカの支持を得るために、決議の内容を後退させたのではないかとただしましたが、茂木外相は「賛成が減ったことは真摯に受け止めると」しましたが、外務省の答弁者は「様々な国賛同をえるために調整した結果」と強弁。調整した結果、賛成の国は減っているのですから、まったく理由になっていません。
 アメリカの核政策にすりよるのではなく、核兵器禁止条約を批准し、核兵器は違法という国際規範を力にヒバクシャや市民社会とともに保有国に迫り、被爆国日本の役割を果たせと求めました。
前の10件 3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13

ページ最上部へ戻る