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「司法・人権・女性・スポーツ」の記事

20.11.19アクション.jpg 午前中は、「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんによる選択議定書の批准を求める請願提出院内集会に参加。午後は、外交防衛委員会で今国会最初の質問にたちました。
 署名提出集会では、紙智子議員や立憲、国民の議員の皆さんとともに署名を受け取りました。「アクション」の皆さんは、今国会の衆参代表質問で立憲・枝野代表と共産・小池書記局長が取り上げたことをとても喜んでおられました。
 女性差別撤廃委員会から繰り返し勧告をされている選択的夫婦別姓についても各野党が取り上げ、小池さんへの菅総理の答弁で、安倍善総理の時の「慎重な検討」から「慎重」がなくなったことも報告し、女性の権利を国際基準にするために請願採択と議定書批准にがんばると挨拶しました。
 IMG_1583.JPG午後の質問では、核兵器禁止条約と日本提出の国連核軍縮決議についてただしました。日本政府は核兵器禁止条約に反対する一方、核保有国と非保有国の「橋渡し」をするとして国連総会に毎年核軍縮決議を出していますが、先日の第一委員会での採決では、賛成は過去最少でした。共同提案の国は2016年と比べて80ヵ国も減っています。
 その理由は、過去のNPT再検討会議の合意について「履行すること」という文字を削除したことと、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を求める記述が曖昧になったことなど決議案の中身にあると指摘。核の傘の下にあるNATO加盟国の中からも支持できないとの声があがつたことを、分割投票の数字や各国の投票理由説明を示して明らかにしました。
 一方、逆に、この二つの内容の部分について昨年の反対から賛成に回り、決議全体も棄権から共同提案に変ったのが米国です。トランプ政権は2018,年核態勢の見直し(NPR)で、小型核兵器の開発などNPTb合意に反する内容をもりこみ、CTBT批准を支持しないことを明記しました。
 このアメリカの支持を得るために、決議の内容を後退させたのではないかとただしましたが、茂木外相は「賛成が減ったことは真摯に受け止めると」しましたが、外務省の答弁者は「様々な国賛同をえるために調整した結果」と強弁。調整した結果、賛成の国は減っているのですから、まったく理由になっていません。
 アメリカの核政策にすりよるのではなく、核兵器禁止条約を批准し、核兵器は違法という国際規範を力にヒバクシャや市民社会とともに保有国に迫り、被爆国日本の役割を果たせと求めました。
 IMG_3636.JPG朝8時から、議員会館で全建総連の役員の皆さんと党国会議員団の懇談会。一次補正予算で措置された、新型コロナウィルス対応の保険料減免に対する予算が不足する懸念があり、万全を期した措置を講ずることなど5項目の要求を受け、現場の実情などお聞きしました。議員団として今後、政府に申し入れます。
 引き続く国対会議の後、治安維持法被害者国家賠償要求同盟の皆さんの国会請願行動で挨拶。学術会議任命拒否問題は、戦前のような権力に物言えぬ社会を作るという点で、同盟の皆さんのたたかいと共通だと強調しました。
 午後から、沖縄普天間基地での泡消火剤、PFOS流出問題での米軍報告書について防衛省からレク。続いて、急逝されたエラカート・パレスチナPLO執行委員会事務局長を悼み、日本パレスチナ友好議員連盟の一員として、在京パレスチナ常駐総代表部を弔問して記帳しました。
 PNND.jpg国会に戻り、核軍縮・不拡散議員ネットワーク日本の総会に笠井議員とともに参加しました。外務省から核兵器禁止条約や日本が国連に提出のした核廃絶決議案の内容など説明を受け質疑応答。核兵器禁止条約が発効し核兵器が違法化されることが確実になったもとでも日本政府の対応が従来と変わらないことに、議論が集中し、唯一の戦争被爆国とてして、禁止条約が発効するという新しい段階での対応が求められているという発言が続きました。
 夕方の新幹線で京都へ。
 IMG_3577.JPG午後から党国会議員団ジェンダー平等推進委員会の第3回会合に出席。性暴力、DV、ハラスメント、慰安婦などの国際人権問題、選択的夫婦別姓、女性の政治参加、均等法、LGBTなど、各分野での取り組みと今後の課題を交流しました。
 私は、私は女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求める運動と国会論戦について報告しました。
 臨時国会中に政府への申し入れも行う予定です。
 午前中には国対の会議。夕方には議員団会議を行い、小池書記局長から報告を受けた後、各地での街頭演説の反応や取り組みなど交流しました。
 今日告示の京都府笠置町の町議選での現職のむかいで候補が無投票当選となりました。
 おめでとうございます! \(^o^)/ ヽ(^。^)ノ
 IMG_3438.JPG京都を朝出て国会へ。午後から、「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんと、選択議定書の批准を求める請願の採択に向けて、穀田衆院議員と一緒に意見交換しました。
 国会の請願審査では、会期末の各委員会の理事会で協議して全会一致のものだけ採択し、あとは保留で審議未了になるという取り扱いがされています。その際、各会派からはなぜ保留なのかの説明もほとんどないのが実態です。
 
 日本共産党はこれまでも、国民の国政に参加する権利を保障する立場から、事前に十分な時間をとって請願者の意見を聞くなどの請願審査を行うことを求めてきたことなどお話し、今後、他党にもさらに働きかけを強めることなど議論しました。
 その後、国対会議と議員団会議。総選挙勝利へ党を強く大きくする活動や街宣など、四連休中の活動と反応、今後の国会の動きなど交流し、議論しました。皆さん、大奮闘です
 IMG_1033.JPGもうすぐ発売の雑誌『前衛』10 月号に「女性の権利を国際基準に~女性差別撤廃条約選択議定書の批准を」を書きました。
 ジェンダーギャップ指数が121位にまで落ち込んだ日本の現状打開のために、個人通報制度を盛り込んだ選択議定書の批准が不可欠です。批准をめぐるこの間の国会論戦の到達点と課題を明らかにしています。
 巻頭の日本共産党の衆議院議員の座談会も必読です。コロナ対策で国民の声と野党共闘を力に、政治を動かしてきましたが、「赤旗」の質問報道ではわからない、質問に至るまでの調査や政府との粘り強いやり取りなどの努力、質問への反響など、私も初めて知るエピソードも満載。ぜひ、お読みください。
  
  普天間基地の泡消火剤の流出は格納庫のそばで米軍人が行ったバーベキューが原因だったことを米軍が明らかにしました。なんということか。怒りに震えます。
 発がん性が指摘されるPFOSを含む泡消火剤が大量に流出した直後に外交防衛委員会で質問しました。地元の消防が基地外に流出した泡の除去作業を必死で行っていたにも関わらず、米軍は見に来ただけで自らは作業しなかったことにも県民の怒りの声が上がりました。
 質問では、外務、防衛両大臣が速やかに事故原因を明らかにするよう米側に求めていると答弁しましたが、米側はバーべーキューが原因なのは事故直後にわかっていたはず。それを5ヵ月間も隠していたことになります。
 この間の在日米軍のコロナ感染に対する情報秘匿といい、それをまともに批判しない日本政府の態度といい、許しがたい。怒、怒、怒。

 IMG_0703.JPG東京を朝出て京都へ。一昨日、京都府委員会は小選挙区予定候補として一区の穀田恵二さんに加え、二区の地坂拓晃、四区の吉田幸一、五区の山内健の三人を新たに発表しました。

 今日は午後から吉田候補のお披露目街宣に参加。西京区の桂駅西口で、河合洋子市議の司会で訴えました。吉田候補は46歳。四区から五度目の挑戦になります。コロナ禍での市民の悲痛な声を紹介しながら、この声を自ら国会に駆け上がってぶつけたいと力強く訴え、自民党政治転換への共同を呼びかけていました。いいぞ!

 大急ぎで自宅に帰り、「オンライン集会 コロナ危機の今こそ、女性の権利を国際基準に! 選択議定書の批准を!」にZOOMで参加。「女性差別撤廃条約批准アクション」の紹介フィルムや一年間の活動報告等のあと、参加した各政党から発言。日本共産党を代表して倉林議員が発言し、私も外防委での質問や請願の動きなど発言しました。来年こそ批准をと盛り上がりました。

 その後、高校の同級生の娘さんの陶芸作品の個展へ。高校時代のお母さんにそっくり。作品もとっても素敵でした。

 IMG_3223.JPG今日は、通常国会会期末。野党五党・会派は朝、年末までの会期延長を申し入れ、衆院に動議を提出しました。動議は衆院議運委で否決され、会期は閉じることになりましたが、与野党間の協議で閉会後もコロナ関連での閉会中審査を定例的に行うことなどで合意。午後から本会議が開かれ、終了後議員団総会を行いました。

 午後から、会期末処理のための各委員会が行われ、請願の扱いなど協議。請願の採択は全会一致が必要で、外交防衛委員会では出されていた請願について、残念ながらすべて保留となりました。

 今国会で二度取り上げた女性差別撤廃条約の選択議定書の早期批准を求める請願について、自民党からは、「今国会、井上議員の丁寧な質疑もあったが、自民党としては保留として、さらに議論していきたい」と発言。野党共同会派からは「批准を求めている。さらに議論を」との発言がありました。

 私は、「茂木外相から、『検討を加速』するなど前向きの答弁があった。過去、18回採択をしてきた委員会として、政府の検討を後押しするためにもぜひ採択を」と求めましたが、結果は保留でした。ただ、今回は自民党の議員にも請願の紹介者になってくださる方もいました。さらに、次での請願採択、議定書批准に向け、女性団体などとも協力を強めたいと思っています。

 その後、本会議。18年度決算について岩淵議員が堂々の反対討論。終了後、議員団総会が開かれ、冒頭で亡くなった寺前巌・元議員団総会長に黙とうをささげました。

 挨拶した志位委員長は今国会で、国民の声と野党の共同の力、コロナ対策で様々な要求を盛り込ませたこと、検察庁法の改悪を許さず廃案にしたこと、イージス・アショアを中止に追い込んだことなど強調。いっそう運動の発展とともに、党員を中心とした党勢拡大を呼びかけました。

 IMG_3162.JPG実に久しぶりの院内集会に参加しました。日本婦人団体連合会の「ジェンダー4署名提出行動」です。女性差別撤廃条約選択議定書の批准をはじめ4種類の署名約16万人分を受け取りました。

 柴田会長に続き、参加した国会議員が一言あいさつ。私は、3月の外交防衛委員会で二回にわたり選択議定書の早期批准を求め、茂木外相が「検討を加速し、早期に締結するために障害になっていいる課題を早期に解決する。関係省庁と鋭意協議させていだきたい」と答弁したことなど紹介しました。

 IMG_3167.JPG参加された団体からもメッセージからも挨拶。コロナ禍の下でジェンダー問題の重要性、困難な条件の中での運動の努力、学校現場や公務職場でのご苦労や定員拡充の必要性など、みなさん話したいことがいっぱいで大幅に時間オーバー。

 オンライン会議もいいですが、やっぱり、こうして集まって交流すると元気になります。

日本共産党国会議員団から6人が参加し、立憲から大河原衆院議員が参加。他の野党議員の秘書さんの参加もありました。

   10時から外交防衛委員会が開かれ、社会保障二協定の趣旨説明聴取。午後からは、アメリカが爆発を伴う実験の再開を議論しているという報道や小型核兵器の配備の問題で外務省レク。さらに第二次補正予算案について議員団としてヒアリング、倫理選挙部会の会議と続きました。

 IMG_3040.JPG午後から開かれた外交防衛委員会で、前回に続き女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准を求めて質問しました。質問終了後、傍聴に来てくださった「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんと議員会館の部屋で懇談しました。

 個人通報制度について、かつて政府は「有効性に疑問」「司法権の独立で問題が生じる恐れ」と答弁していたが、現在はそういう認識にないことを答弁で確認。

 この間政府が、「条約の実施の効果的な担保を図る趣旨から注目すべき制度「我が国の司法制度と相いれないものではない」と繰り返し答弁していることを示し、「大きな点での批准の障害は無くなっている」として検討の加速を求めました。

 IMG_3043.JPGそのうえで、政府が「検討すべき論点」とする、「国連委員会から国内判決と異なる見解が出された場合」について、「法的拘束力はなく、司法制度を変えなければならない問題ではないのでは」とただすと、法務省は「司法制度を変える必要はない」と明言しました。
 
 さらにもう一つの論点である、「通報者に対する損害賠償や補償を要請する見解などが出された場合」についても、「国によって対応は様々」だと外務省が答弁。「そうならば、すべて検討してから批准とすれば永遠にできない。批准した上で対応方針は事案毎に決めるしかない」と迫りました。

 茂木外相は「論点は明らかになっている。関係省庁との間でズルズルと引っ張るのではなく、どこかで結論を出さなくてはならない」と答弁。私は、参院外防委で、批准を求める請願を2016年まで18回採択してきたことを強調し「今国会でも請願を採択し批准を進めよう」と呼びかけました。

 午前中は予算委員会に出席。日本共産党から武田議員が「長野県は、台風19号、消費税10%、雪不足、コロナと『四重苦』だ」として、観光業などのコロナ対策、千曲川の決壊問題について質問しました。

 今日は参院の常任委員会で一斉に予算の委嘱審査。外交防衛委員会でジェンダー平等問題で質問しました。茂木大臣は、個人通報制度を内容とする女性差別撤廃条約選択議定書の早期批准へ「早期締結への課題を早期に解決する」と答弁しました。

 20200318184726325_0001.jpg同議定書の批准国が113を超え、各国でジェンダー平等が進む一方、未批准の日本のジンダーギャップ指数は121位にまで落ち込んだと指摘。(グラフ)「世界の進化に加わる上で議定書批准が必要」と質すと、茂木外相は「検討を加速させる」と答弁。

 さらに、昨年11月の第五次男女共同参画基本計画策定の会議で、外務省が、第四次に明記された女性差別撤廃条約選択議定書の「早期締結について真剣に検討」という文言から「早期を削除すべき」と述べたことに批判が広がっていると質すと、外務省は「誤解を与えた」として「早期」の文言を維持することを表明。

 IMG_3020.JPG受け入れの是非ではなく、「早期にふさわしい検討を加速すべき」と迫ると、茂木外相は「早期締結へ、障害になっている課題を早期に解決する。関係省庁と鋭意協議する」と答弁しました。

 委員会に傍聴に来られた「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんも喜んでくださいました。ありがとうございます。

 明日はODA特別委員会の予算委嘱審査。外防委終了後の午後に火力発電の輸出支援方針の見直しについてレクを受け、夕方には通告しました。

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