活動日誌

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沢田昭二先輩と対談

IMG_5883.JPG 京都から名古屋市へ。赤旗日曜版の企画で名大名誉教授・愛知原水協理事長の沢田昭二先生と対談しました。先生は広島国泰寺高校の先輩で、前身の広島一中の2年生の時に被爆されました。

 1977年に発刊された「広島一中 国泰寺高校百年史」には当時の1年生は建物強制疎開の作業のために校内や現場で被爆し287人が死亡したことが書かれています。2年生は郊外の工場への勤労動員でしたが、先生はその日、体調不良で休んでおられ、自宅で被爆されました。

 がれきの中で動けなくなったお母さんを必死で助けようとする中、火が迫り「母さんはいいから逃げなさい。立派な人間になりなさい」と話す母を置いて泣きながら走ったことを、まるで昨日のように語られました。

 その後、物理学を学ぶ学生時代から原水爆禁止の運動に取り組み、以来、研究者として平和運動の先頭にいっかんして立ってこられた先生のお話しは圧巻でした。私も原爆で亡くなった先輩たちの思いを胸に刻んで国会で活動していることをお話ししました。

 「井上さんのような若い人に、これからは頑張ってほしい」とも述べられました。60歳になっても、被爆者から見れば若手。思いを新たにしました。 

 対談は、日曜版に掲載されます。少し先になりそうですが、ぜひ、ご覧ください。

 

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