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米軍低空飛行訓練調査二日目

 宮島.jpg米軍低空飛行訓練調査二日目。岩国市を朝出て、広島県廿日市市へ。宮島口で大平前衆院議員、藤本二区予定候補と合流し、船で宮島に渡り大聖院や商店街の土産物店でお話しを伺いました。
 大聖院は千二百年の歴史を持つ寺院。吉田正裕座主は本山の宗務総長として京都の仁和寺におられ不在ですが、艦載機の岩国基地移設前に志位委員長が懇談した際、「宮島が世界文化遺産になったのは、厳島神社だけでなく、山々、原始林、海が一体となった調和があればこそなんです」と、移転反対の立場をのべられました。
廿日市市.jpg この懇談の際、志位委員長が、防衛施設庁公表の飛行ルートが宮島を避けるように設定されていることについて「米軍が決められたルートを守ったためしはありません」と述べていますが、まさに今日も私たちが歩いていると、真上を米軍機が爆音のなか複数回通過しました。思わず空を見上げる観光客たちの姿もありました。
 船で戻り、廿日市市内で「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」の坂本千尋事務局長らと懇談。「終の棲家として移住してきたのに孫が騒音を怖がって来ない」「騒音でノイローゼになり引っ越した」などの住民の声をお聞きししました。
 廿日市2.jpgまた、国の設置した測定器の記録でも、艦載機の移駐後、特に宮島での騒音が急増し二倍以上になっているて資料が示されました。 
 その後、岩国基地、宮島、廿日市市、広島市内を一望できる山頂へ案内してもらいました。この狭い空域を米軍機が低空飛行することのひどさを実感しました。
 続いて広島県庁に行き、辻県議と一緒に県国際課から米軍機の低空飛行や騒音被害の実態、国に対して訓練中止や騒音対策を求めていることについて説明を受けました。
 二日間、充実した調査ができました。ご協力いただいたみなさんに感謝です。

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