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思いやり予算本会議質問/英国の核増強問題

 21.3.24 本会議.jpg思いやり予算の特別協定を延長する議定書の本会議質疑に立ちました。条約上日本に負担義務のない在日米軍の駐留経費を「思いやり」と称して負担してきたもの。
 米国の財政赤字という当初の理由は、日本が先進国で最大の赤字を抱えている今、崩れており、延長ではなく廃止を求めました。
 質問の中で、先日の予算委でも取り上げた英国が保有核兵器の上限を180から260にすると発表した問題をただしました。予算委では「事実関係を確認したうえで検討」という茂木外相の答弁だったので、「検討した容認することがありうるのか。被爆国として抗議すべき」と質問しました。
 何と答弁は、「英国は今回の増強の背景に安全保障環境の変化があるとの認識を示し、核抑止力の確保のため上限引き上げが必要となったと説明している」「英国は、核兵器のない世界という長期的目標にコミットし、核軍縮を含むNPT条約の完全な履行に強くコミットしている」と英国の言い分を繰り返し「我が国は核兵器国にいっそうの核軍縮を促す」というだけでした。
 議場内は「抗議もしないのか」「それでも被爆国政府か」「将来無くすと言ったら、今、いくら増やしてもいいのか」など声が上がりました。
 「橋渡し」といいながら、核保有国の言い分を代弁するひどい態度。政権交代を果たし、核兵器禁止条約に参加する政府をつくるしかない。思いを新たにしました。
 今日は8:15から国対の会議。午前は本会議。午後は、打ち合わせ、ミャンマー問題での外務省レクと質問通告、紙議員の予算委質問傍聴などなど続きました。

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