活動日誌

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野党ヒアリング/「ないない尽くし」の所信表明

 IMG_3079.JPG15時からの本会議で岸田新総理の所信表明演説がありました。「ないない尽くし」の演説でした。
 「反省なし」――コロナ対策でやるべきをやらずに感染爆発と医療崩壊を起こしたことに言及ないばかりか、「前総理のご尽力に、心より敬意を表します」とのべたのに驚いた。
さらに 「将来への不安が、消費の抑制を生み、経済成長の阻害要因となっています」とまるで他人事。弱肉強食、自己責任の自公政治が国民に将来不安を広げてきたことをわかっているのか。
「中身なし」―― 「私が目指すのは、新しい資本主義の実現です」と高らかに述べたけれども具体的中身はなく、「新しい資本主義実現会議」を設置して考えるというもの。
 一方、「マクロ経済運営については...大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進に努めます」。これ、どこかで聞いたフレーズ。アベノミクスの「三本の矢」がそっくりそのままではないか。看板だけ変えて、格差を貧困を生んだ経済政策の中身は変わらないということ。
「聞く耳なし」――「話を聞くこと」が売りのはずですが、甘利問題や河井問題をはじめ権力の私物化や政治腐敗について一言も触れず。さらに、広島出身の総理でありながら、「核兵器禁止条約」については全く触れず。
 政治腐敗への国民の厳しい批判にも条約批准を求める被爆者らの声にも耳を傾ける姿勢はありませんでした。
 「変わる気なし」――結局、言葉は変えても中身は安倍・菅政治の継承。ああ、やっぱり自民党は「変わらない」、いや「変われない」、いや「そもそも変わる気がない」ということ。
 だったら、国民の一票の力で政権を変える以外ない。政権交代、まったなしだ!
 午前中は、甘利、河井問題での野党追及チームの第三回合同ヒアリングに出席。河井氏による選挙買収に自民党本部からの1億5千万円が使われた疑いについて、自民党広島県連も再調査を申し入れています。 それを踏まえ、チームとして再調査や領収書の開示など求める公開質問状を出していましたが、自民党からはゼロ回答。さらに厳しくただしていきます。

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