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政党助成法廃止法案/馬毛島/岩国基地米軍曲技飛行

 22.2.4政党助成金廃止法案提出.jpg日本共産党国会議員団は今日、「政党助成法廃止法案」を参院に提出しました。私と山添議員とで参院事務総長に手渡しました。
 政党の政治資金は本来、「国民が拠出した浄財」によって賄われるべきもの。国民にとって自ら支持する政党に寄付することは政治参加の権利そのものです。
 ところが政党助成制度は、支持しない政党への強制カンパであり、わが党は憲法違反の制度だとして反対し、一貫して受け取りを拒否してきました。
 同制度が政党の堕落を招き、選挙買収事件の河井夫妻の陣営には1億2千万円も自民党本部から提供されていたことは重大です。各党に廃止の検討を呼びかけ、国民の皆さんに廃止を強く訴えます。
 DSC02764.JPG法案提出に続き、「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の皆さんの日本共産党に対する申し入れに、小池書記局長、田村衆院議員と共に同席。小池さんは、先日の本会議でこの問題を取り上げた内容など紹介しながら、国会内外で力を合わせることを約束しました。
 
 さらに、米軍岩国基地周辺で早朝から連日のように行われている危険な曲技飛行について防衛省から説明を聞き、米軍に抗議し中止を求めるよう要請しました。この曲芸飛行は、「しんぶん赤旗」の2/28付一面、地元の「中国新聞」で報道されています。
 岩国市の基地政策課によると、JR岩国駅近くの騒音測定器が記録した騒音は、曲技飛行が始まった午前7時半と同8時すぎからのいずれも約10分間で計29件。最大値は89・4デシベルで、市民の問い合わせや苦情が寄せられています。
 DSC02775.JPG防衛省も1/27,28、2/1、2に「急上昇、急降下、急旋回」飛行があったこと、岩国基地では過去に例がない飛行であることを認めました。さらに28日に米軍に対し防衛省として「市民に不安感を与えないよう考慮するよう」と申し入れたとしつつ、「訓練の目的や内容は米軍の運用であり知る立場にない」と述べました。
 私は、「米軍の運用というが、日本の空で起きていること度あり、市民の安全と主権の問題だ。米軍は防衛省の申し入れ後も同じように危険な曲技飛行を続けている。米軍に抗議し、危険な曲技訓練を中止するよう求めるべきだ」と強く要請しました。

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