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おせち食べても忘れない

  24日から通常国会が始まりました。自民党は衆院選での国民の怒りの審判にまともな反
省がありません。
参院の政倫審では臨時国会閉会後の年末から年明けの閉会中も裏金議員への質疑を続け ていますが、「派閥事務局に言われて事務所が資金の還流を受けたが、自分は知らなか った」との弁明のオンパレード。いつ、だれが、どのように裏金作りを始め、何に使わ れたという肝心の問題について、自民党がこの一年間、調査もしてこなかったことが浮 き彫りになっています。
 にもかわらず自民党は年末に裏金の「けじめ」だとして八億円を赤い羽根共同募金に 寄付をし、幕引きを図りました。「おせちを食べたら国民は忘れる」と思ったのかもし れませんが、年明けの世論調査でも「これではけじめにならない」が85%です。
一方、日本共産党都議団は「都議会自民党」が政治資金パーティーの売り上げの半分を 「中抜き」するよう指示していた文書を入手し明らかにしました。 愛知県でも問題に してきましたが、自民党が全国の地方組織で同様の裏金作りをしていた疑惑が濃厚です 。20日には参院の共産、立憲、維新、国民の四党の国対委員長会談でも自民党に対し全 国的に調査し結果を公表するよう求めることで一致しました。
パーティー券は企業団体献金の抜け道。お金で政治をゆがめています。臨時国会では企 業団体献金全面禁止法案を提出し、私は答弁にも質問にも立ちました。なんとしても通 常国会で実現したい。(赤旗東海北陸信越版 25年1月25日付)

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