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トルコ・UAE原子力協定で質問

IMG_2105.JPGたく  外交防衛委員会での、トルコ・UAEへの原発輸出のための原子力協定の質疑。午前中は対政府質問、午後は参考人質疑でした。

 岸田外相には、「東日本大震災の教訓」をいうなら、トルコの住民世論を無視したり、敦賀原発直下の活断層を専門家から指摘されても認めない日本原電がトルコの地層調査をするなど論外と指摘しました。

 午後は参考人質疑。原子力市民会議座長の舩橋晴俊法政大教授、NGO「環境・持続社会」研究センターの田辺有輝理事、日本原子力産業協会の服部拓也理事長の三人が参考人。

 私は舩橋氏に、「倫理」の立場から脱原発を決めたドイツについて質問。技術や経済性だけでなく倫理的視点が重要と強調され、ドイツでは原発作業員に線量計を2本着けさせ、1本は封印したまま公的機関への提出が義務付けられているとのお話。なるほど。

 さらに舩橋氏に、安倍総理が「世界最高水準」とする原発の新規制基準について質問。「欧州と比べ明確に劣っている。これを世界最高水準というのは錯覚か、無知、ウソをついているかだ」と指摘。原発輸出は民意とかけ離れていると批判されました。

 田辺氏には、トルコ国内で原発が「おおむね支持されている」とする日本政府の説明について質問。トルコの世論や運動を示して政府の説明を批判されました。また同国内で過去50年間で軍事クーデーターが3回あるとし「長期的に放射性物質を管理できるか疑問とも指摘されました。

 

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