活動日誌

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山極・京大総長と懇談

時計台.jpg 午前中は通常国会の論戦についての参院議員団の打ち合わせ。昨日、パラオ・ミクロネシアでのODA調査から帰国した辰巳コータロー議員は、真っ黒に日焼け。ますますのナイスガイになってました。

 引き続く事務所打ち合わせの後、小池晃副委員長と共に山極壽一京大総長と懇談するために京都に帰りました。懇談に先立ち、京大時計台にある京大の歴史の展示室を高山佳奈子教授の案内も受けて見学。京大が全国で最初に総長の公選を行ったことや滝川事件など、京大での大学の自治をめぐる歴史を

 山極総長とは、国立大学の予算削減を学費値上げでまかなう政府方針ついて懇談。山極総長は、政府方針は「無理」であり、国立大の役割、教育の機会均等に反すると述べられました。また、政府には国立大の将来プランがないと指摘。大学は利益追及の場ではなく、基礎研究の成果をオープンにして社会貢献すると共に経済的格差に関わらず将来を担う若者を育てる役割があり、OECDで最低の高等教育予算の確保が必要だと強調。党派を超えた支援をと述べられました。

 懇談の最後に山極総長は、元総長室である迎賓室に飾られた京大卒の洋画家、須田国太郎による「学徒出陣壮行の図」を紹介し、「再びあのようなことがあってはならない」と述べられました。小池副委員長か「私たちはそのために国民連合政府を呼びかけています」と話すと、山極総長は「まだ決着してませんからね」と応じられました。有意義な懇談ができました。

 

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