活動日誌

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朝まで生テレビ

DSC01474.JPG昨夜(今朝?)の「朝まで生テレビ」のテーマは「激論!"憲法改正"是か非か」。

 パネリストのうち国会議員は、自民・柴山昌彦、公明・國重徹、民主・小西洋之と私。青木理、岩田温、太田啓子、小林節、想田和弘、百地章、森本敏、吉木誉絵各氏と共に田原総一朗氏の司会で討論しました。

 討論では、「国防軍」の創設を掲げた自民党改憲草案が取り上げられました。自民党の柴山昌彦衆院議員は、「自衛隊が違憲という誤解がDSC01493.JPGないように分かりやすくしたもの」と説明。...

 私は、「政府・自民党は自衛隊は軍隊でなく、自衛のための必要最小限度の実力組織だと説明してきた。だから安保法制でも、集団的自衛権行使は〝限定的〟としていたではないか」と指摘。「国防軍」とすることは、こうした限定を取り払い自衛隊の海外での武力行使を全面的に拡大するものだと指摘しました。

 これに対し柴山氏は、改憲草案は「集団的自衛権や集団安全保障を憲法上、認めるもので、DSC01518.JPG具体的には法律で要件を定める」と認めました。私は「憲法の歯止めが全部なくなるということだ」と批判しました。
 
 同草案には、人権を制限し、権力には内閣を集中する「緊急事態条項」の創設も盛り込まれています。パネリストらから「(戦前の)国家総動員法だ」、「改憲のために、災害対応を(理由に)持ち出しているようだ」などの批判が続出。

 私は、東日本大震災の被災地域の弁護士会が、「災害対策を理由とする国家緊急権の創設に反対する会長声明」を出しているとを紹介して批判。

 また、ドイツの緊急事態条項と比較し、「司法や立法府のコントロールもきかない。改憲草案は世界で突出して危険だ」と強調しました。

 終了して、議員宿舎に戻ったのが5時過ぎ。ぬるめのお風呂に入ってから少し寝ました。

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