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災害対策本部/公選法改定案を強行/三回の質問、討論

  DSC_2925.JPG参院選挙制度に関する自民党の公選法改定案が夜の参院本会議で可決しました。抜本改革に程遠く、比例「特定枠」により合区で立候補できない自民党議員・候補を救済する党利党略の内容です。

 11時から開かれた倫理選挙特別委で質問。七割の国民が自民党案に反対しており、国民の支持のない選挙制度を多数党が数の力で強行するならば、政治に対する信頼が失われると強調し、各党協議に差し戻すよう求めました。

 予定された質疑が終わったところで、自民党が自党案のみ質疑を打ち切り、討論を省略して採決する動議を提出。同時に野党共同で石井委員長不信任動議を提出しました。

 不信任動議が取り扱われ、直前に用意した賛成討論を行いましたが、与党が多数で否決。その後、自民党の動議を可決し、法案の採決にはいったため各党が準備していた討論は省略され、「討論をさせろ」など怒号が飛び交う中、自民党が多数で可決しました。

  法案への討論も封じた自民党のやり方で、議運理事会も紛糾。本会議の開会は予定より1時間半遅れました。本会議の冒頭で西日本豪雨災害で亡くなった皆さんに黙とうを捧げ、災害対策に関する決議を全会一致で上げました。

 続いて公選法改正案の討論・採決。日本共産党からは私が討論に立ちました。最初に、野党がカジノ法案の審議の先送りを求めたにもかかわらず委員長職権で内閣委員会が開かれ、土砂災害対策に責任をもつ石井国交大臣がカジノ法案担当大臣として終日出席していることを批判。与党に「被災者より賭博の議論が大切か」と問いかけました。

 そして、「全会一致の決議で、人命救助に全力を傾注し、国の総力を挙げた支援を求めた以上、国会としての責任を果たそうではないか」と呼びかけました。

 結局、一日で三回の質問・討論に立ちました。本会議の討論全文はこちら。https://www.inoue-satoshi.com/parliament/2018/07/post-335.html

 本会議終了は20時。残念ながら党創立記念講演会に参加できませんでした。

 災害本部.jpg8:45から日本共産党西日本豪雨災害対策本部の会合。広島、岡山、愛媛に入った仁比議員や京都北部に入った倉林議員らから現地の深刻な実態と緊急課題の報告。今日も、被害は拡大しており、多くの不明者も。人命救助第一にしながら、避難所の改善など地方議員の皆さんと連携しにただちに取り組むことなど確認しました。

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