活動日誌

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ラオス三日目/ブンポーン副議長/青年海外協力隊

 ラオス副議長.jpg参院ラオス公式訪問3日目。朝食の前にホテル周辺を散歩。昼間は30℃を超えますが、朝は15℃くらいで湿気もなくとても爽やかです。午前中に昨日に続き国会を訪ね、ブンポーン副議長と会談。ブンポーン氏と小川副議長がそれぞれ挨拶し、両国の友好関係発展について述べました。

 質疑応答の時間が取れたので、私は、被爆二世であることを紹介し、ラオスが核兵器禁止条約に署名し、原水禁世界大会に毎年ブンニャン国家主席のメッセージを寄せておられることに謝意を表明。

 ラオス副議長発言.jpgその背景にはベトナム戦争時に受けたクラスター弾などの空爆の不発弾による被害が今も続いており、残虐兵器禁止の必要性を痛感されているからではないかと問いかけ、日本ではあまり知られていないラオスにおける空爆と不発弾の被害の実態について質問しました。

 ブンポーン氏は「素晴らしい質問をありがとう」と述べ、ベトナム戦争時、人口3百万人のラオスに米国が落とした爆弾は3百万トンで、戦場だった地域では経済開発や農業の際には今も不発弾処理が必要だと強調。

 子どもが森の中で焚火した時に地中の不発弾が爆発するなどし、死亡したり障害者になることも続いているとのべ、「のちほど詳しい資料を届ける」と言ってくださいました。

ラオス副主席.jpg ベトナム戦争時に「ホーチミンルート」があったため「世界で最も空爆された国」ともいわれるラオス。遺されたクラスター弾の不発弾は8000万発以上と言われており、被害者への支援活動は日本でも行われています。

 昼食は青年海外協力隊でビエンチャンで活動している6人の青年と会食。活動内容ややりがい、苦労、要望など様々な話を聞くことができました。

 日本の青年海外協力隊の最初の派遣地がラオス。午後にはパンカム国家副主席との会談を行いましたが、席上、パンナム氏からも協力隊の皆さんの活動ぶりに感謝の意が述べられた上、「ラオス国民は日本国民を愛しています」ともいわれ、とても和やかな会談となりました。

ラオス副議長夕食会.jpg 市内で買い物をした後、ホテルに戻り、夜はブンポーン副議長主催の夕食会。民族音楽や舞踊もあり、みんなで踊る場面も。いっそう親交を深めることができました。

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