活動日誌

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長野、新潟で日米実働演習の調査/大雪

 21.1.8 長野平和委員会.jpg東京を朝出て長野、新潟で、昨年12月に行われた陸上自衛隊と米海兵隊による実働演習「フォレストライト」について調査を行いました。
 同演習は陸自の相馬原(群馬)、関山(新潟)の両演習場で12月7日から18日まで行われ、陸自から400人とCH47大型ヘリ4機、米海兵隊から500人とMV22オスプレイ6機が参加しました。
 午前中は長野県平和委員会の永井代表理事、林事務局長と、午後は妙高市で、党の霜島・丸山両市議と共に西沢副市長らと、さらに上越市で市民連合・上越の片岡さんとそれぞれ懇談。
 オスプレイの飛行状況や、オスプレイノーの市民集会の取り組み、住民の安全確保や訓練内容等の情報提供を防衛省に要望した内容などお聞きしました。合わせて妙高市では大雪の状況や対応、要望についてもお聞きしました。
 同演習では、演習場を島にみたて、ヘリで部隊を輸送する「へリボン」訓練や火力攻撃訓練などが行われました。米海兵隊の新たな「遠征前進基地作戦」(EABO)――東シナ海や南シナ海をとりまく島を占拠して長射程のロケット砲を配置し、艦船や航空機への威嚇・攻撃をする作戦――の支援を目的としたものです。
 「沖縄の負担軽減」を理由にオスプレイが参加し、その費用は日本側が負担しています。しかし、12/28の米海兵隊ニュースでは、「沖縄本島を離れての訓練は普段とは違った日本本土の訓練ルートと着陸ゾーンに触れる貴重な機会を与えるものだ」と述べており、「沖縄の負担軽減」は口実にすぎないことを明らかにしています。
 上越市で行われた反対集会は野党共闘の枠組みによるもの。来るべき総選挙で、安保法制や敵基地攻撃能力保有論の中で日米実働演習がより危険な内容になっていることや日米地位協定抜本改定の必要性など国民的に広げながらたたかうことについても意見交換しました。
 IMG_1881.JPG長野市も雪でしたが、妙高市は大雪。懇談中も降り続いていました。市との懇談では、老朽化している道路の消雪パイプ等の修繕への支援をはじめ国への要望をお聞きしました。
 大雪のため北陸の在来線は運休に。明日の富山での行動はキャンセルとなり東京に戻ることになりましたが、上越市内は大雪で大渋滞。予定していた新幹線を一つ送らせましたが、それでもギリギリでした。

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