活動日誌

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土地利用規制法案で質問

 DSC02448.JPG土地利用規制法案の内閣・外防両委員会の連合審査会で質問に立ちました。まずは、沖縄の米軍北部演習場跡地に残された米軍の廃棄物を演習場のゲート前において抗議した、チョウ研究者の宮城秋乃さんが威力業務妨害の容疑で家宅捜索され、パソコン等を押収された問題を取り上げました。
 本来、廃棄物の回収は米軍と自衛隊の責任。それを果たしていないことへの抗議にたいして家宅捜索は明らかに過剰。にもかかわらず、警察庁の刑事局長は「法と証拠に基づいて捜査」していると開き直りました。
 現行法でもこんな捜査が行われているのに、土地利用規制法案ができれば、基地への抗議等も対象になり、規制される懸念がいっそう強まっています。
 もう一つは収集された個人情報の取り扱い。同法の基づき政府が地方自治体などに情報提供を求めた場合、提供義務があります。ところが、情報が提供されたことは本人には連絡されません。
DSC02447.JPG さらにその情報は内閣府の新部局でデータベース化され、他の省庁と協力して分析するとされています。「データベースを共有化するのか」と質すと「すべてを共有することはない」との答弁。要するに一部は共有するということ。
 知らないうちに情報が提供され、それがデータベース化され、省庁間で共有されことになります。こんな希代の悪法は許されません。
 午後には、同法の廃案を求める総がかり行動の院内集会に参加して挨拶しました。

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