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PFI法案で質疑と反対討論/国泰寺高校制服

 IMG_0277.JPG内閣委員会で公共施設の運営等を民間にゆだねるPFI法案の質疑、採決が行われ、日本共産党は反対しました。
 同法は施行から20年以上。東海地方のある自治体ではPFIで整備された室内プールで予定されていた市直営の水泳教室は行われず、民間企業が付帯事業として運営する教室の利用は1.8倍になっていることを紹介。
 「企業が利益を上げるため、非営利で住民の福祉増進という公共施設の本来の目的に沿った施設の利用が犠牲にされている」と迫ると岡田大臣は「公共サービスの提供確保は大前提・ガイドラインで適切に取り組んでいただく」と答弁。私は「事実をよく見るべきだと」と反論しました。
 さらに同水泳教室の企業が同じ施設で運営するスポーツ教室では66人の職員のうち57人が契約社員とアルバイト。「民間が担うようになれば『利益』を確保しなければらなず、必然的に非正規に置き換えられるという構造的問題がある。政府の言う『構造的賃上げ』に逆行する」と指摘。岡田大臣は「構造上の問題はない」とする一方「適切な人件費を見積もるのは必要。ガイドラインに明記することを検討してもいいと思う」と答えました。
 
国泰寺ネクタイ.JPG
私は、公共施設を投資家にとって魅力ある収益性の高い商品にするのは施設の公共性を否定しなければ成り立たないと強調し、反対討論を行いました。
 今臨時国会で最後となる質問に先日の広島国泰寺高校の同窓会総会で購入した、来年度からの新しい制服用のネクタイを締めて臨みました。
 後輩たちが「多様性」をキーワードにLGBTの学習会をしたり、素材からデザインまで議論を積み重ね、国泰寺らしいオリジナルにもこだわって作りあげた制服です。
 国泰寺制服.jpg男子は詰襟とブレザー、女子はブレザーにスカートとスラックスがえらべます。ネクタイの紫のストライプは国泰寺高校のスクールカラーから色合いを選び、ラインの幅まで議論して決めたとのこと。校章も入ってます。
 後輩たちの「多様性」を大切にした取り組みに敬意をこめながらの質問でした。

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