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柏崎刈羽 トリオで追及

 東京電力柏崎刈羽原発のテロ対策装置が長期間にわたって故障していた問題を原子力規制委員会が発表したのが16日の午後。翌17日の予算委で核兵器禁止条約の問題で質問に立つ私が急遽、この問題も質すことになりました。

 そして18日の午前には武田良介議員が参院予算委員会で、午後には藤野保史議員が衆院の経産・原子力特連合審査で質問に立ち、北陸信越ブロックのトリオで連続追及することができました。

 予算委員会の質問は特に十分に準備するものですが、突然のことで無理な話。私の質問は十七時前からなので当日の会見、翌朝の報道を頭に入れ、午後一番の立憲民主党の森ゆう子議員のこの問題での質疑を聞き、そこからエイヤで質問を一気に作りました。

 まずは、IDカード不正使用などが続いてきた同原発で今回の深刻な事態が起きたことに住民の怒りと不安が広がっているとして東電社長に事実関係や原因、責任を厳しくただしました。原子力規制委員会は昨年9月、東電の原発を動かす「適格性」を認め保安規定を了承しましたが、その前にID不正や今回の事態が発生していたのです。私は、適格性を認めた判断の前提が崩れていると更田原子力規制委員長をただし、梶山経産大臣には「原発を運転する会社としての資格が問われている」と迫りました。

 収益力を上げるために柏崎刈羽原発の再稼働が必要と経営方針にも明記した東電。福島原発事故の反省はどこに行ったのか。原発ゼロしかありません。

 

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