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沖縄本土復帰50年の節目

 GW中にコロナ陽性となりご心配をおかけしました。熱やのどの痛みはすぐに治まり、東京の議員宿舎での自宅療養期間も終わり、17日から国会に復帰しています。

 15日は沖縄の本土復帰50年の節目の日でした。玉城デニー沖縄県知事が日米両政府に提出した「平和で豊かな沖縄の実現に向けたあらたな建議書」を読み、50年前の建議書にも明記された「基地のない平和な島」への県民のいっかんした思いを改めて胸に刻みました。

 この県民の思いと自公政権がいかにかけ離れているかを示したのが沖縄復帰50年に関する本会議決議をめぐる事態。自民党は、参院本会議の決議に関する与野党協議で「日米地位協定の見直しの検討」という文言を盛り込むことをいったん合意しながら、態度を変えて削除を求めたのです。この文言は、2002 年の沖縄振興特別措置法成立の際に、自民党も含めて全会一致であげた付帯決議にある文言です。それすら認めないというのです。

 この間、沖縄でも全国でも在日米軍の横暴による様々な被害が広がり、全国知事会も日米地位協定の抜本改定を政府に提言しました。沖縄県議会では自民党を含む全会一致で抜本改定を求める決議が挙げられています。それでも国会では背を向けているのです。

 参院選挙告示まで一か月余。日本共産党の躍進で、日米地位協定抜本改定の声を突きつけましょう。(「愛知民報」22.5.22付)

 

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