essay つれづれぐさ

ホーム の中の essay つれづれぐさ の中の 核兵器禁止条約6年目の8.6へ

核兵器禁止条約6年目の8.6へ

 七月七日は六年前に核兵器禁止条約が国連で採択された日。日本共産党代表団として、
国連の会議場で採択の瞬間に同席した時の感動は忘れることはできません。
 五日には国会内で「核兵器禁止条約参加署名」共同提出(第2次)のつどいに参加し ました。地域・団体の代表の皆さんが参加され日本政府に署名を提出。これまでの累計 は130万4,019筆にものぼります。先月は日本被爆者団体協議会の各党要請集会にも参加 しました。
 被爆者をはじめ共通して出されたのが、G7サミットの「広島ビジョン」で核兵器禁止 条約にまったく触れず、こともあろうに被爆地から核兵器を正当化する「核抑止力」を 宣言したことへの憤りの声です。
 同ビジョンが採択された日、広島の高校の同級生からメールが届きました「このビジョ ンに広島の名を冠してほしくない。広島の願いをくみ取ったものにはなっていないです 」というもの。普段は穏やかな女性ですが、「朝からもやもやしていて、怒りにまかせ て書いてしまいました」とも書かれていました。
いったい、原爆資料館で何を見たのか。被爆二世として、この憤りを胸に刻み、核兵器 禁止条約に参加する政府を一刻も早く作らねばと決意を新たにしています。
 六月初めに開かれた「非核の政府を求める会」の全国総会で、これまでの世話人に加 え事務局員に選ばれました。八月六日は今年も広島で平和を祈り、ヒロシマデー集会に も参加します。核兵器のない世界をめざして。  

ページ最上部へ戻る