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京丹後米軍基地コロナ感染拡大で要請/黒い雨裁判控訴/ 周庭さんら保釈

 京都を出て、午後から国会で倉林参院議員と共に京丹後市の米軍基地におけるコロナ感染者の拡大について説明を受けました。7日に軍属一名の感染が新たに確認され、同基地関係の感染者は13人となっています。

 今回の感染者は、米軍の検査ではなく、発熱により医療機関受診で感染が判明し、京都府が感染確認をしたものであり、米軍は濃厚接触者の特定や隔離を行わず、PCR検査も実施していなかった可能性が高いものです。米軍や防衛省・近畿中部防衛局が正確で詳細な情報を住民に明らかにしないまま進めてきた「感染防止対策」の信頼性と実効性が根本から問われています。

 外務省・防衛省は、「米軍とは日々連絡を取り、適切に対応している」としながら、「やり取りの詳細はお答えできない」の繰り返し。そういう姿勢が住民の不安と怒りを広げていると厳しく指摘し、軍人・軍属の一刻も早いPCR検査の実施や行動規制などを求めました。

加藤厚労大臣は、「黒い雨」裁判について、広島県・市と協議し控訴することを明らかにしました。控訴理由を「十分な科学的知見に基づく判決ではない」としていますが、冗談じゃない。地裁判決は、科学的事実に基づき、国のこれまでの降雨地域の線引きを断罪し、内部被ばくも考慮するよう求めたもの。さらに高齢の被爆者を苦しめるのか。

 昨日、香港警察に逮捕された周庭氏らは今日、一転保釈されました。国際的な批判も影響したとみられますが、起訴に向けた捜査は続けられており、さらに国際世論を広げる必要があります。

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